天井や壁を傷つけること無く板壁を作る方法をご紹介します♪
どうも。ariko(@otonmesiariko)です
今話題のDIYグッズ「ディアウォール」を使ってリビングに板壁を作ってみました
部屋の雰囲気がおしゃれに一変して大満足!
ディアウォールを使えば、既存の壁を傷つけたり穴を開けずに済みますので、賃貸の方でも気軽にDIYが楽しめます。是非参考にしてみてくださいね!
目次
ディアウォールって何?
ディアウォールとは、特殊くぎなどの建設用部品を製造販売する専門メーカー「若井産業株式会社」が発売している、2×4材専用の道具です
天井側に取り付ける方にだけ中にバネが入っているので、2×4材を突っ張り棒のようにして使うことができるようになります
取付け方は簡単で、市販の2×4材の両端にすぽっとはめ込むだけ!2×4材の断面の大きさはちゃんと規格で決まっているので安心です
2×4材の特徴
2×4材はホームセンターで簡単に手に入れることができて、しかも安い!
DIYで一番使い勝手が良いサイズ「6フィート(1820mm)」の2×4材で、だいたい1本300円~400円程度で買えちゃいます
あらかじめ表面が研磨され、面取りもされているので、買ってそのまま使うことができます。切断や釘打ち、塗装など加工もしやすいので、DIYにはもってこいの材料です
もともとアメリカが発祥の建材なので、長さの単位はインチやフィートで表されます。あまり馴染みがない単位ですが、DIYするときはおぼえておくと何かと便利ですよ
ちなみに2×4材は、断面のサイズが2インチ×4インチで作られています。ただし、乾燥させる段階で縮んでしまうので実際には1.5インチ(38mm)×3.5インチ(89mm)程度で規格化されています
ディアウォールの使用例
使い方次第では、こんなに素敵な机も作れちゃいます!これならスペースを有効活用できて、部屋も広々使えますね♪
キッチンにこんなおしゃれな棚があったら、毎日料理するのが楽しくなりそうです。ディアウォールには棚受けの専用パーツも用意されています
観葉植物もディアウォールを使えばこんなに素敵に飾ることができます。木の風合いがとってもおしゃれですね♪
こんなにおしゃれな壁面の棚も、ディアウォールを使えば壁を一切傷つけることなく簡単に作ることができます
スゴいぞ!ディアウォール!!!
ディアウォール壁作りの作業手順
若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト
ということで私もディアウォールを使って、リビングの壁の一部におしゃれな板壁を設置してみたいと思います!
壁の色に合わせて、今回は白のディアウォールを用意しました。カラーは白の他に、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックがあります
☑ディアウォールのカラーラインナップ
・ホワイト
・ライトブラウン
・ダークブラウン
・ブラック
▼板壁を設置する場所
テレビが置いてある後ろの部分に、ディアウォールを使って板壁を設置してみます。クーラーが付いているのでうまくいくかちょっと心配です
▼2×4材の足元
2×4材の下にディアウォールをはめてみました。干渉することなくすっぽり入りました
▼ディアウォール底面
ちなみに底面にはこんな感じでクッション材が張られています。滑りにくく、また床を傷つけることがないので安心です
▼天井部分
上の方はこんな感じです。ぎゅっと押し込むとバネが縮んで、天井と床を突っ張って固定されました。一旦固定された2×4材は、再度上にぎゅっと持ち上げない限りズレることはありません
ディアウォール取付け時のポイント
▼マイナス40~45mmでカットする
2×4材の長さは、突っ張らせる床から天井までの実際の長さマイナス40~45mmを目安にカットしましょう
これよりも短くカットしてしまうとバネが効かずうまく突っ張らせることができませんし、逆に長すぎると突っ張りの強度が強くなりすぎて、天井と床の間に入れることができません
私は今回、マイナス40mmでカットしましたが、かなりガシッと設置できた印象です
▼天井に押し付けて設置
まず天井部分の位置をしっかりと決めて固定してから、ぎゅっと上に持ち上げながら下をずらしていく感じです。そうすることで天井の壁紙を傷つけることなくキレイに設置できます
▼垂直を計る
設置したら必ず2×4材が垂直に立っているかどうかチェックします。これをしないと、強度が保てずに危険です
▼色は先に塗っておく
塗装する場合には、設置する前に塗っておくと良いでしょう。塗装すると当然見た目もキレイになりますし長持ちするのでおすすめです
☆ディアウォール関連おすすめ記事☆
骨組みを作る
いきなりですが、ディアウォールと2×4材を使ってできた骨組み完成の図です
今回、2×4材はホームセンターであらかじめカットしてもらっていたので、10分もかからずにここまで出来ちゃいました。めちゃくちゃ簡単^^♪
▼手作り壁の設計図
▼2×4材専用金具
2×4材の連結には、ホームセンターの2×4材コーナーに売っていたこちらの2×4材専用金具を使いました。1個100円でとってもリーズナブル♪
この金具を電動ドライバーでビス止め
最終的に壁で見えなくなる部分なので、見た目を気にしないところであればこういった金具で十分ですね
取り付ける際には2×4材が水平になっているかどうか、必ず測ってから取付けましょう
杉板を柱にネジ止めする
2×4材で作った骨組みの柱に、杉板の壁材をビス止めしていきます
壁に直接じゃないので、何の気兼ねもなくグリグリとビス止めできて楽ちんです!ちなみに壁材はホームセンターで6枚2,000円でした
ちなみに、壁材のビス止めは結構な本数になるので手作業だと正直かなりしんどいです
マキタのペン型電動ドライバーは、扱いやすいコンパクトなサイズにも関わらず、このようなちょっとしたDIYには十分すぎるほどのパワーがあります
【参考】マキタのペンインパクト|間違いないDIY工具選びのすすめ
私はほとんどのDIYはこれだけでやってます。超おすすめです!
板壁のできあがり~♪
ということで、完成した壁がこちら!
これまでの単なる白い壁に比べて、雰囲気がガラッと変わってなかなかいい感じになりました
やはり木の風合いは部屋を暖かい雰囲気に変えてくれますね^^
ちなみに今回ここに壁を作ったのは、テレビを壁掛けにしたい、というのがそもそもの発端でした
ただ、完成してみたら意外とこのままでも良いかな?と思ってます。これからこの壁に棚とかを取付けても良いかもしれませんね
まとめ
ディアウォール良いっ!
ディアウォールを使えば誰でも簡単に、自由なDIYが楽しめます。何より安いのが良いっ!今回かかった材料費はというと
- ディアウォール 900円×2
- 2×4材(8フィート) 450円×2
- 2×4材(6フィート) 350円×3
- カット代 200円
- 金具 100円×6
- ビス 300円
- 壁材 2,000円×2
合計8,200円でした。余った2×4材やビスもあるので、実際にはもう少し安く済んでるはずです
既存の壁に穴を開けたり傷つけることなく、おしゃれな壁や棚が作れるディアウォール。皆さんも是非挑戦してみてはいかがでしょうか。めちゃくちゃ楽しいですよ♪
追記①
テレビを壁掛けにしてみました。見た目超すっきりになって更に大満足してます♪
【参考記事】
・壁掛けテレビをDIYしてみた!金具の調子がすこぶる良い件
追記②
塗装してみたら、もっといい感じに仕上がりました♪
【参考記事】
・ディアウォールで作った壁を塗装してみた/ブライワックスはやっぱりスゴイ!
追記③
棚を作って壁に取り付けてみました。見た目も使い勝手も更にアップしました♪
【参考記事】
・見た目スッキリ!DIYで壁にシンプルな棚を取り付ける方法
今回ご紹介したおすすめの道具はこちら!
若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト
他にもこんな道具があると便利です!
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