水性ウレタンニスの塗り方について紹介します!
どうも。ariko(@otonmediariko)です
木工製品の耐久性を高め見た目もキレイに仕上げるために欠かせないニス塗り。でも初心者には木工製品の塗装はちょっとハードルが高いイメージがありますよね
そこでこの記事では、初心者でも失敗せずにきれいにニス塗りする為の正しい塗り方についてご紹介します!
目次
ニスの種類
ニスには大きく分けて3つの種類があります。塗るものや目的に応じて、選び分けて使うようにしましょう
▼水性ニス
艶出しや汚れ防止だけが目的のニス
塗りやすくて乾きも速いが、水や熱、摩擦に弱いので屋外の使用や床、家具などには不向き
▼油性ニス
衝撃、摩擦、熱、水に強く、耐久性があるニス
刺激臭があるので屋内作業には向かない。また、薄めたり刷毛を洗ったりする際は専用の薄め液を使う必要がある
▼水性ウレタンニス
水性と油性の利点を併せ持った万能ニス
水や摩擦にも強く家具の仕上げなどに使われる。価格は水性ニスより若干高め
ニスの種類
- 水性ニス:艶出し、汚れ防止用。水や熱、摩擦に弱い
- 油性ニス:耐久性が高い。専用の薄め液が必要
- 水性ウレタンニス:水性、油性の良いとこ取りの万能ニス
ということで、今回使用するニスはこちら↓
水性のウレタンニスです。木目の自然な感じを残したかったので色は「とうめい」を選びました
こちらのニスを使って、先日DIYで作った机の天板にニスを塗って仕上げていきます。それでは早速ニス塗りスタートです♪
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水性ウレタンニスの正しい塗り方
Step1.塗装面を磨く
まずは塗装面をサンドペーパーで磨いていきます
こうすることで仕上りがよりキレイになりますので、面倒くさがらずに丁寧にいきましょう!
サンドペーパーをこのような木片などに巻いて使います
サンドペーパーは目の粗さによって番号がついており、番号が若いほど目が荒くなります
今回は#320を用意しました(#240~320くらいが良いでしょう)
木目にそって磨いていきます
まんべんなく磨けたら木くずをキレイに拭き取ります
Step2.マスキングする
ニスが他の場所につかないようにマスキングテープを貼ります。マスキングテープはホームセンターや100均でも売ってます
もうちょい太い方が良かったかな(^_^;)
Step3.塗る
それでは塗っていきましょう!
と、その前にニス塗りする時はなるべく風のない晴れた日を選ぶようにしましょう。また、塗っている最中はなるべくホコリが立たないよう気をつけてください
特に家の中にこういう子↓がいる方は
部屋から追い出してから塗るようにしましょう(ΦωΦ)ニャー
使う刷毛はこちら。これまたダイソーで買ってきました
フタを開ける前に良く振って撹拌します
タッパーにニスを入れます。容器は何でもOKです
このように乳白色で若干とろみがついてます
乾くと透明になります
木目にそって塗っていきます
1回目はうすーく塗るのがポイントです!
1回塗ったら刷毛を返して折り返し同じ所をもう1度塗る、これを繰り返して全体をまんべんなくうすーく塗っていきましょう
いきなりベタベタ塗ると乾きが遅く仕上りも汚くなってしまいます
Step4.乾かす
これで約3時間ほどしっかり乾かします
気温や湿度によって乾かす時間が変わってきます。冬場なら6時間以上は乾かしたほうが良いでしょう
Step5.塗り重ねる
1回塗るごとにしっかり乾かして、また塗りを繰り返していきます。塗る前にサンドペーパー(#320~400)で磨くとさらにキレイな仕上がりになります
塗り重ねる度に光沢が増していき、着色ニスの場合は色がどんどん濃くなっていきます。光沢の度合いや色みは塗り重ねる回数によって調節してください
ということでニス塗り完成しましたー!
今回は2回塗り重ねてみました
ちなみにニス塗り前の机がこちら
全然違いますね!
まとめ
ニス塗りすることで見た目もキレイに、しかも摩擦や衝撃、水にも強くなるので木工製品が長持ちします
DIYで作ったお気に入りの家具も、ニス塗り仕上げすることで更に愛着がわいて長く愛用できる物になります
皆さんも是非参考にしてみてくださいね♪
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