どうも。ariko(@otonmediariko)です
和室の窓にカーテンを取り付けてみました。試行錯誤したかいあって、仕上がりは思った以上に満足いくものになりましたよ♪
使用した材料や作業手順、注意するポイントなどまとめましたので、同じように和室にカーテンを取り付けたいと考えている方は是非参考にしてみて下さいね!
目次
和室に障子は当たり前!でもそれって。。
和室の窓には必ず付いている障子。和室ならではの落ち着いた雰囲気には障子が必ずつきもので、障子にはそういった装飾的な役割が強い印象がありますが、当然、直射日光を和らげる、外から家の中を見えなくする、断熱性が高くなるなど、機能的な役目もあります
ただし、その機能的な部分に関して言うと、カーテンのほうが優れていると感じるのは私だけでしょうか?カーテンなら直射日光を和らげるだけでなく完全に遮ることができますし、管理や手入れ、掃除の手間も圧倒的にカーテンの方が楽に感じます
何より、障子は基本、紙でできているので、小さい子供やペットがいる家などでは、破かれてしまう恐れがあります。小さい子供もペットもいる我が家では、この『障子は破れやすい』というのが一番の悩みのタネです。個人的に、荒れた家を演出するには破れた障子が一番と思っているほど、あの破れてしまった障子が放つ見た目の破壊力は相当なものがあります。なので、障子が破れてしまったらすぐに張り替えたいところですが、障子の張り替えって結構面倒くさいんですよね。。
和室にカーテンを取り付ける方法
必要な材料
- カーテン
- カーテンレール
- ネジ
- ドライバー
- メジャー
ということで、早速、必要な材料を買い揃えて、和室にカーテンを取り付けていきます。このような材料があれば、和室の障子をカーテンにすることができます。ネジはカーテンレールに付属しているでしょうし、ドライバーやメジャーは手持ちのものでOKですので、要はカーテンとカーテンレールを用意しましょうってことです
ちなみに今回は、我が家にある和室の一室をDIYで洋室にリフォームする一環として、まずは障子からカーテンに変えてみようというものです。和室から洋室へのリフォームは、一人でやるにはかなり大掛かりなDIYですので、ぼちぼちと気長にやっていこうと考えてます
1.障子を外す
障子を付けたままではカーテンを取り付けることができないので、当然ですがまずは障子を外すところからスタート。障子を上に持ち上げてから、足の方を手前に引っ張ってやると外れます。外した障子は、保管しておく、処分する、どうするかについてはお任せしますが(これ結構悩みどころですね)
処分する場合には、各自治体に粗大ごみとして出す、民間の不用品回収業者に依頼する、などの方法があります。ちなみに私は、とりあえず保管しておくことにしました。和室から洋室へのDIYリフォームが完全に終了した時点で、処分しようと思います
2.寸法を測る
障子が外せたら、次にメジャーを使って障子が付いていた枠、レールの部分の寸法を測ります。ちなみに、障子やふすまのレールのことを、上の部分は鴨居(かもい)、下の部分は敷居(しきい)と言います。この寸法を元に、カーテンとカーテンレールのサイズを決めます
3.カーテンレールのタイプを選ぶ
カーテンレールには、大きく分けて3つの種類があり、ひとつは、カーテンの走行性を重視した機能性カーテンレール。アルミやスチールでできたレールにローラー付きのフックが付いているものが一般的です
もう一つは、デザイン性を重視した装飾性カーテンレールです。天然木などを使った太めのパイプをレールにして、見た目をスタイリッシュにしたカーテンレールです
最後3つ目は、突っ張り棒のようなポールをレールに使うタイプです。大きめの窓には向かなかったり、取り付け後の見た目が少し安っぽかったりしますが、壁や窓枠に穴を空けなくても良いので、家を傷つけずにカーテンレールを取り付けられるというメリットがあります
機能を重視するか、デザインを重視するか、あとは取り付けのしやすさで、選ぶカーテンレールも変わってきます。また、取り付けるカーテンの枚数を1枚にするならシングルレールタイプ、2枚カーテンを取り付けたい場合にはダブルレールタイプを選びます
4.カーテンを選ぶ
カーテン選びは部屋の雰囲気を決めるのにとても重要です。先程測った寸法を元に、部屋の壁の色やインテリアに合わせて色、素材にこだわって選ぶと良いでしょう
我が家の場合は、将来的にその部屋をホームシアタールームにしたかったので、完全に直射日光を遮ることができる遮光性の高いカーテンを選ぶことにしました。障子では日光を完全に遮ることができませんので、これはカーテンならではの機能ですね
5.カーテンレールを取り付ける
用意したカーテンレールを取り付けます。和室にカーテンレールを取り付けるには、壁に取り付ける方法(正面付)と、障子の鴨居に下向きに取り付ける方法(天井付)の2通りがあります
壁にカーテンレールを取り付ける正面付の場合は、壁からレールが出っ張るような形になります。塗り壁や石膏ボードなど、壁の下地によっては強度的にカーテンレールを取り付けることができないことがありますので注意が必要です
我が家の場合は、鴨居の上の壁にちょうど硬い木材が走っていたので、その下地を使って壁にカーテンレールを取り付けることにしました
もちろん、鴨居に直接レールを取り付ける天井付の方が、見た目的にはとてもスッキリとします。ただしこの場合、カーテンの上部の隙間から光漏れが起こる可能性があるのと、後々、障子をまた取り付けるかもしれないという方や、鴨居を傷つけたくないという方にはおすすめしません。ちなみに私は、光漏れというよりも、きれいな鴨居に穴を空けるのがちょっと気が引けたというのが正直なところです
和室にカーテンを取り付ける場合、カーテンレールはどこに付けるのが正解というものは特に無く、見た目の好みやその後の部屋の使い方によって選ぶというのが良いでしょう。木材でできた鴨居は、一度傷つけてしまうと中々補修できない部分なので、慎重にすすめることをおすすめします
カーテンの長さ
今回カーテンは既製品を購入して使用したので、どうしても窓にピッタリ合ったサイズにはなりませんでした。見た目、窓に対してカーテンがちょっとだけ長いかなという感じがしますが、カーテンを締め切った時に日光を完全に遮断することができるので、まあ良しとしましょう
障子からカーテンに変えてみた感想
見た目の違和感はそんなに無い
今回、和室の障子をカーテンに変えるにあたり、やる前は、へんてこりんな部屋になってしまうのかなとちょっと心配でしたが、以外にも、見た目の違和感はそこまでありませんでした。無難なブラウン系の色のカーテンを選んだおかげもあるでしょう
部屋が明るくなった
カーテンは障子と違って左右に目一杯開くことができるので、外からの光がよりたくさん入るようになり、部屋が前よりも明るくなりました。障子だと、どうしても左右障子1枚分づつ塞がってしまうので、これについては明らかに変わりましたね
完全遮光ができるようになった
遮光カーテンを選んだおかげで、カーテンを締め切ることで完全に日光を遮ることができるようになり、昼間でも部屋を真っ暗にすることが可能になりました。ホームシアタールームでは重要なポイントなので、これは大満足です
破れる心配がなくなった
当たり前ですが、カーテンなので障子のように指で突っついたり、たとえボールが当たってしまったとしても破れることはありません。いくら子供やペットがこの部屋で暴れたとしても、障子が破れる心配をする必要がなくなりました。ということで、この部屋にバスケットボールなんか取り付けちゃいました!
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・室内にバスケットゴールをDIYで作ってみた
まとめ
落ち着いた雰囲気の和室。窓には障子があって当たり前、という考え方はありますが、住む人のライフスタイルの変化に合わせて、障子からカーテンに変えてみるというのは全然ありではないでしょうか。実際にやってみて実感した次第です
和室にカーテンを取り付けることで、手軽にこれまでとはひと味違った和室の雰囲気を演出することができ、部屋をより快適に使うことができます。皆さんの参考になれば幸いです!
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