アニメ『スラムダンク』最終回は原作とぜんぜん違う。。打ち切りになった理由は?

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アニメ『スラムダンク』の最終回が原作と全然違くてびっくりしました

どうも。ariko(@otonmediariko)です

クラブチームでバスケをやってる小学生の息子。最近もっぱらハマっているのがアニメ『スラムダンク』をAmazonプライムビデオで見ること

私が子供の頃に見ていた今から20年以上も前の作品なのに、こうして今も子供に喜んで見られてるスラムダンクってやっぱりスゴい!(個人的には原作の漫画の方を読んでほしいのですが。。。)

そんなスラムダンクには記憶に残る数々の名シーンがありますが、個人的にはやっぱり最後の山王戦のラスト、桜木と流川がハイタッチするあのシーン。漫画史上あれを超える名シーンは無い!断言!

子供が見ているのに影響されて、久しぶりにスラダンのあの感動の名シーンが見たくなり、そう言えばアニメではまだ見たことなかったなということで、Amazonプライムビデオアニメ『スラムダンク』の最終回を見てみることにしました

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アニメ『スラムダンク』の最終回は101話

ちなみにAmazonプライムビデオでは現在、アニメ『スラムダンク』全101話が見放題になっています

全101話。。。

あれっ???

何か少なくね???

『SLAM DUNK』(スラムダンク)は、高校バスケットボールを題材にした井上雄彦による少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』にて、1990年(42号)から1996年(27号)にかけて全276話にわたり連載され、アニメやゲームも制作された。

ほら、やっぱり!

漫画だと最終回は276話なので、101話じゃ全然足りない

てか、そもそも、最終回の話自体、内容がぜんっぜん違うんですけど。。。

漫画の最終回は、山王戦、残り1分半で6点差を追う押せ押せムード湘北。桜木のブロック、三井のスリー、山王の底力、最後の最後、土壇場で流川から桜木へパス、からの「左手は添えるだけ」のジャンプシュートで劇的なブザービーター、ハイタッチ、涙ダバー

この感動のラストが見たいのに、アニメの最終回はと言うと、

第101話 栄光のスラムダンク
ようやく決まった花道の「合宿シュート」。混成チームばかりか、味方からも「偶然では? 」と疑われる中、花道は次々と合宿シュートを決めていく。花道は、リバウンドを制し攻撃に弾みをつけ、またたく間にスコアを詰める。そして、最後に栄光のスラムダンクを豪快にブチかまして逆転勝利を飾るのだった!

Amazonプライムビデオより

全く違う。。。

山王戦どころかまだインターハイにも行ってない。しかもこれ練習試合。。。

最後まで見てみると、駅のホームに湘北メンバーが集まり、これからインターハイに向けてちょうど出発しようとするところで話は終わってます。アニメの最終回は、こんな感じで漫画の最終回とは全く違い、インターハイに行く前に終わってしまっていたんですね、全然知りませんでした

アニメ『スラムダンク』が打ち切られた理由とは?

アニメの最終回が放送されたのは1996年3月23日。ちなみに、漫画の最終回が掲載された週刊少年ジャンプが発売された日を調べてみると1996年6月18日なので、アニメは漫画よりも3ヶ月早く終わっていることになります

この終わるタイミングといい、あまりにも不自然な最終回の終わり方といい、これはどう考えても、スラムダンクのアニメは途中で打ち切られたということですよね。

▼視聴率の低迷?

テレビ番組が途中で打ち切られる理由としてまず考えられるのは、視聴率の低迷ですが、当時めちゃくちゃ人気があったスラムダンクですので、それは考えにくいでしょう

原作の漫画があまりにも素晴らしすぎて、アニメに否定的な人もいたのは事実でしょうが(私もこのクチ)、当時スラダンをアニメから入ったという人も少なからずいたはず

終わるタイミングはまさにスラダン人気絶頂の頃ですので、打ち切られた理由は視聴率以外にありそうです

▼漫画の終わり方も賛否両論あった

人気絶頂の時に終わったという事で言えば、原作の漫画の方こそまさにそれでしたよねスラダンは。「えっ?!スラムダンクこれで終わっちゃうの?!」と、当時かなり衝撃を受けたのを覚えてます

読者からの問い合わせが殺到して、最終ページに急遽「第一部完」と載せたというエピソードもあるくらいですから、当時の反響の大きさが伺えます

今でこそ、ダラダラと続けるのではなくあの終わり方で良かったと個人的には思ってますが、当時は今後スラダンが読めなくなる寂しさったら無かったです。スラロスに侵されまくってました

▼これ以上の試合は作れないという作者の思い

ちなみに、スラムダンクの作者、井上雄彦先生本人はスラムダンクの終わり方について後にこう語っています

「インターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていた」

「トーナメント表を出したからには決勝まで行くっていう決まった道はもう進みたくない」

「前の試合よりもつまんない試合は絶対描きたくない」

「山王戦より面白い試合は描けないと思っていた」

「テンション高いところで終わらないと、作品にとって不幸になっていく」

アニメではインターハイに行かず、山王戦の話が作られなかった理由も、もしかしたらこのあたりに関係しているのかもしれませんね

井上先生が当時スラムダンクのアニメに対してどういう感情を持っていたのかは定かではありませんが、自信が全てを出し切って描いた山王戦をアニメで再現することにもしかしたら抵抗があったのかもしれませんね

桜木と流川のハイタッチ、あの漫画史に残る名シーンを原作の漫画の絵だけで記憶に残してくれたことに、個人的にはただただ感謝しかありません。アニメにしてくれなくてほんとグッジョブです^^

そう言えば以前、井上先生と八村塁選手が対談してて、その中で八村選手がスラムダンクはアニメしか見てない(漫画は見たこと無い)って言ってて、それに対し井上先生が「是非(漫画を)読むように!」って突っ込んでましたよ^^

▼井上先生と八村選手の対談動画

やっぱり井上先生はアニメに否定的なのかな?^^

まとめ:スラムダンクはやっぱり最高の作品です

息子くんよ、君もAmazonプライムビデオでスラムダンクのアニメばっかり見てないで、原作の漫画を是非読むように!

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