【DIY】和室の長押(なげし)を無理やり撤去してみた!

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こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です

ところで皆さん、和室の長押ってどこの部分だか分かりますか?「ながおし」じゃなく「なげし」。あまり聞き馴染みのない言葉ですが、昔ながらの和室にはこの長押が大抵付いています

今回は、その長押を無理やり撤去しちゃいましたよ!って話です

そんなことしちゃって大丈夫なの?!

はい。大丈夫でした(たぶん)^^;

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和室の長押を知ろう

画像引用:blog.sanwacompany.co.jp

画像引用:blog.sanwacompany.co.jp

長押の意味

柱同士を水平方向につなぎ、構造を補強するために柱の外側から打ち付けられる横材のこと。もとは寺院などで使われていた和風建築の伝統技法ですが、一般住宅ではもっぱら和室の装飾的な意味合いで使われています

壁との間にちょっとすき間が空いているので、何かをひっかけるにはとっても便利!

「え?この部分ってハンガー掛けるために付いてるんじゃないの?」

違いますよー(゚∀゚)

長押の存在価値って…?

ちなみに、インターネット検索で「和室(スペース)長押」と入力した時に、次に出てくる候補ワードがこちら

  • 撤去
  • フック
  • 活用
  • リフォーム
  • 読み方

ご存知の通り、よく検索されているワードが候補に出てくるわけですから、この候補ワードを見るだけでも「長押」の存在価値がよく分かりますね。一番最初が「撤去」ってw

長押を撤去する理由

最も多い理由、それはやはり洋室へのリフォームのためでしょう。装飾的な意味合いが強い長押ですので、撤去することで見た目の雰囲気を変えることができます

柱を残して簡易的に洋風の部屋にリフォームすることもできますし、上からもう1枚壁を貼って完全に洋部屋にすることも可能です。ただここまでくると完全にプロの仕事になってきますね

趣きがあって落ち着いた雰囲気のある和室、それはそれで良いものですが、使い勝手や家財選びのことなどを考えると、やはり洋室の方が好まれる傾向にあるようです

我が家も以前、2階にあった和室を洋室に完全リフォームした経験があります。子供部屋として使うのに和室ではちょっと…でしたので、プロにお願いしてリフォームしてもらいました

長押を自分で撤去してみよう!

ということで、今回は我が家にある和室の長押を自分で撤去してみたいと思います。ただし、かなり無理やりな方法でやってますので、あまり参考にはならないかも…

「へぇ、撤去するとこんな感じになるんだ~」くらいでご覧ください

我が家の長押

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こちらが我が家の長押です。築年数は私と同い年なので相当いってます。木材もところどころ色あせちゃってますね…

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柱と長押が「これぞ和室!」っていう見た目をかもしだしてますね。見た目以外の使い道はホント、ハンガー掛けるか、ホコリ貯めとくか、くらいしか思いつきません

長押のおすすめ?使い方

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こんな感じで長押と壁のすき間にちょうど指がひっかかるので、私はたまに懸垂トレーニングするのに使ってます

長押の耐荷重は不明ですが、体重60kgの私は今のところ破壊することなく使えてます。長押を懸垂バーとして使われる場合は、くれぐれも皆さん自己責任でお願いしますw

【関連】【最強の筋トレ】懸垂の効果で3ヶ月で体がみるみる変わったよ!/正しい懸垂のやり方も紹介♪

撤去する部分

DSCN5450_1

今回は長押の一部分だけを撤去することにします。ひとつの壁面の3分の2くらいでしょうか

理由は後ほど(*゚∀゚)♪

作業スタート!

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って、いきなりノコギリっ…(;゚Д゚)

調べたところ、我が家の和室は構造上この方法でも問題ないことが分かりましたので、思い切ってぶった切っちゃいます!

ちなみに使ってるノコギリは別記事で詳しくレビュー書いてますので良かったら参考にどうぞ。めちゃくちゃ切れます!

【関連】プロが認める高品質のこぎり「ゼットソー」の切れ味は確かに凄かった!DIY初心者におすすめのモデルを紹介するよ♪

DSCN5460

柱に若干傷が付いちゃいました…

キニシナイキニシナイ(;゚∀゚)=3

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ノコギリの使い勝手が良いのでこんな垂直面の木材でも簡単にまっすぐカット出来ちゃいます♪

ちなみに、長押の下に付いてる木材は付鴨居といいます。今回はこの付鴨居も一緒に撤去します

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後は、長押をしっかり掴んで思い切りはぎ取るだけ!

「えっ?ハギトル…(;゚∀゚)?」

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はい、はぎ取るだけです。おもいっきり!

オリャーーー(((;゚Д゚)))

DSCN5464

壁の中が見えてきました。あともう少し!

「(メキメキメキ…、ポンッ!)」

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はい、取れた(;゚∀゚)=3ハァハァ

結構力が必要でしたが、予定通りうまくはぎ取ることができました

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長押をはがすとこんな感じで壁の下地が見えました。石膏ボードを貼り付けるセメント?みたいなものがボロボロ崩れてます

この部分にはもともとセメントは塗られてはなく、石膏ボードからむにゅ~っと溢れでたやつが固まったのでしょう。掃除が大変でした…

DSCN5466

切断面のアップ

壁や柱をそこまで傷つけること無く、キレイに撤去することができました

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今回、取り外した長押と付鴨居がこちら!

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長押の内側にはこんな感じでノミで釘穴が掘られており、ここに釘を打ち込んで付鴨居とくっつけてありました。長押は壁に直接くっついている訳では無かったんですね

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では付鴨居はどうやってに壁にくっついていたかというと、付鴨居のちょうど真ん中くらいに空いたこの小さな釘穴。ここで壁に釘で打ち付けられていたのがひとつ

DSCN5501

もう一つは、両サイドを柱に釘で打ち付けられていました

今回剥ぎ取った長押と付鴨居は、釘3本を力づくで引っこ抜いたということです。意外と簡単にできたのは、長押を掴んで下方向に力を入れることでテコの原理が働いたのでしょう。いくらなんでも素手だけで釘3本引っこ抜くのは不可能ですからねw

あとがき

DSCN5467

ということで長押の撤去が無事完了しました♪

作業時間はなんだかんだで40分くらいかかったでしょうか。撤去というよりも、崩れ落ちたセメントみたいなやつを掃除するのが面倒でした

あと、案の定、長押の裏側がホコリの山でしたのでそちらの掃除も。恐らく何十年分ものホコリ、そりゃーもうエゲツナイことになってました

長押の取り付けられ方は、和室であれば基本はだいたい同じだと思いますが、強度や仕事の質は家によってさまざまでしょう

今回のように力づくでやってもムリな場合もありますし、場合によってはあらぬところを破壊してしまう恐れもあります

長押を自分で撤去する場合は破壊覚悟で望むか、それができない場合はおとなしくプロに頼むのが無難でしょう。取り返しの付かないことになってからでは遅いので

以上、長押を撤去してみた様子でした

ちなみに、今回なぜ私が長押を撤去することにしたのか?

その理由はこちら↓

FSCN5503

巨大スクリーンを設置してみました♪

でかい(;゚∀゚)!

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