【2018年版】ペンインパクト人気3大メーカー最新モデル比較

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ペンインパクトドラーバー人気3大メーカーの最新モデルを徹底比較してみました!

軽量かつコンパクトでトルクも十分、その使い勝手の良さでプロの現場からDIYまで幅広く活躍する人気のペンインパクトドライバー

購入を検討されている方の多くは恐らく、マキタ、日立、パナソニック、この3つのメーカーでどれにしようかと悩まれているはず

性能や使い勝手、ウリにしているポイント、もちろん価格など、3社それぞれに違いがあるので、その中から1台を決めるのはかなり難しいですよね

そこでこの記事では、ペンインパクトドライバー人気3大メーカー、マキタ、日立、パナソニックの最新モデルを比較し、それぞれの特徴やおすすめのポイントについてまとめます

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比較する3つのモデル

▼マキタ TD022D

▼日立 FWH7DL

▼パナソニック EZ7521

今回、比較するのは「マキタ TD022D」「日立 FWH7DL」「パナソニック EZ7521」この3つのモデルです

まずは、それぞれのスペックについて比較していきます

※日立(日立工機)は、2018年10月にブランド名が「HiKOKI(ハイコーキ)」に変更されています

スペック比較

▼スペック比較表

モデル名 トルク 最大回転数
最大打撃数
バッテリー 重量(バッテリー込み) 無段変速 発売日
マキタ TD022D 25N.m 2,450/min
3,000/min
7.2V 0.55kg 2016年9月
日立 FWH7DL 25N.m 2,400/min
3,000/min
7.2V 0.58kg 2013年3月
パナソニック EZ7521 25N.m 2,300/min
2,600/min
7.2V 0.55kg 2017年2月

■トルク

まずは、インパクトドライバーの性能をはかる上で最も重要な数値とも言えるトルクから見ていきます。トルクは3モデルともに25N.mということで同じ数値になっており、パワーに関しては各社横並びです

発売日に結構差があるにもかかわらず、トルクの数値が同じというのは興味深いですね。それだけ、コンパクトさとパワーを両立させるのは難しいことなのでしょう

そう考えると、3つの中では発売日が一番古い日立 FWH7DL(2013年3月発売)のパワーは、当時いかに優れていたかが分かりますね

■最大回転数

最大回転数に関しては、マキタ TD022Dが2,450/minということで、僅かですが他2つよりも上回っています。より早く締め付けることができるという点で、作業性はマキタが一歩リードしています

■最大打撃数

最大打撃数は、マキタと日立が3,000/minと同じ数値なのに対し、パナソニックは2,600/min。締め込み力に関しては、パナソニックは他2つよりもやや劣っています

■重量

重さは3つともほぼ同じ。重量は軽いに越したことはありませんが、あまりにも軽過ぎて耐久性が犠牲になってしまっても困ります。電動工具ということを考えれば500g前後の重さは上出来過ぎると言って良いでしょう

■無段変速

スイッチの入れ具合によって回転の速度を微妙に調節することができる無段変速については、3つとも対応しています

ペンインパクトの中には、この無段変速機能が付いていないモデルもあります。無段変速機能の有無は、作業性に大きな違いが生まれるポイントです

スペック上では3つともほぼ互角の性能を持っていると言っても良いでしょう

スイッチの操作性

次に、スイッチの操作性について3つを比較してみます

ペンインパクトを使う上でその使い勝手に大きく影響を及ぼすのが、軸を正転、逆転させるスイッチの操作性です

3つのモデルのスイッチ部分に着目してみます

▼マキタ TD022D

マキタ TD022Dのスイッチは、グリップが折れ曲がる部分のやや前方に付いており、スイッチを上下に操作することで正転、逆転を切り替えます

スイッチは反対側にも付いていて、互いに連動して動きます。右手でも左手でも使いやすいようになっているのが特徴です

▼日立 FWH7DL

日立 FWH7DLのスイッチは、通常のインパクトドライバーと同じトリガ式スイッチになっており、正逆切替スイッチによって正転、逆転を切り替えます

グリップを握り自然な形でスイッチを操作できるのがトリガ式スイッチの特徴です。右手の場合、人差し指でトリガスイッチを、親指で正逆切替スイッチを操作します

▼パナソニック EZ7521

パナソニック EZ7521のスイッチは、マキタと同じ位置に付いていますが、スイッチを入れる方向がマキタは上下だったのに対しこちらは前後に操作することで正転、逆転を切り替えます

スイッチは両サイドに連動するように付いており、グリップを握って親指と人差指で操作します。スイッチを入れる方向が進行方向と同じなので、直感的に操作しやすいのが特徴です

スイッチ操作に関しては、3つとも特徴的な違いがあり、いずれも甲乙つけがたい工夫がされていますね

専用ケース

▼マキタ TD022D

▼日立 FWH7DL

▼パナソニック EZ7521

付属の専用ケースは日立とパナソニックはプラスチック製のハードケースなのに対し、マキタはアルミ製になっています

マキタはケースの他に、予備バッテリーやビットを保管しておく収納ボックスも付いています

付属品に関しては、マキタにお得感がありますね

その他

▼LEDライト

3つとも共通して、先端にLEDライトが付いており、暗い場所でも作業しやすいようになっています

パナソニック EZ7521には、先端だけでなくボディにもLEDライトが付いており、インパクトドライバーだけでなく簡易の電灯としても使えます

▼充電時間

・マキタ:約30分
・日立:約30分
・パナソニック:約35分

バッテリー容量はそこまで大きくありませんので、連続で作業する場合には予備バッテリーがあると便利でしょう

ちなみに、マキタとパナソニックには最初から2個バッテリーが付いてくるので、後から買い足す必要がありません

価格

▼マキタ TD022Dの参考価格

マキタ TD022Dは、商品ラインナップとして本体のみ(商品番号:TD022DZ)と、バッテリーや充電器、専用ケースが付いたセットモデル(商品番号:TD022DSHX)が用意されています

既にマキタの他の電動工具を使っていて、バッテリーや充電器が使い回せるという方は、本体のみを買うという選択肢も使えます

▼商品番号:TD022DZ(本体のみ)

Amazon調べでは、8,500円~という結果でした

※本体カラー(ブルー、ホワイト、ブラック)で微妙に値段が違います

▼商品番号:TD022DSHX(セットモデル)

Amazon調べでは、14,525円~という結果でした

※本体カラー(ブルー、ホワイト、ブラック)で微妙に値段が違います

▼日立 FWH7DLの参考価格

日立 FWH7DLには、本体のみという選択肢はなく、バッテリーや充電器、専用ケースがあらかじめセットになっています

Amazon調べでは、11,340円~という結果でした

▼パナソニック EZ7521の参考価格

パナソニック EZ7521は、商品ラインナップとして本体のみ(商品番号:EZ7521X)と、バッテリーや充電器、専用ケースが付いたセットモデル(商品番号:EZ7521LA2S)が用意されています

既にパナソニックの他の電動工具を使っていて、バッテリーや充電器が使い回せるという方は、本体のみを買うという選択肢も使えます

▼商品番号:EZ7521X(本体のみ)

Amazon調べでは、11,790円~という結果でした

※本体カラー(黒、赤、グレー、青ー、ピンク)で微妙に値段が違います

▼商品番号:EZ7521LA2S(セットモデル)

Amazon調べでは、15,800円~という結果でした

※本体カラー(黒、赤、グレー、青ー、ピンク)で微妙に値段が違います

▼3モデルの価格まとめ(Amazon調べ)

モデル名 本体のみ セットモデル セット内容
マキタ TD022D 8,500円~ 14,525円~ 本体、バッテリー×2個、充電器、ケース
日立 FWH7DL 11,340円~ 本体、バッテリー、充電器、ケース
パナソニック EZ7521 11,790円~ 15,800円~ 本体、バッテリー×2個、充電器、ケース

付属のバッテリーの数がマキタ、パナは2個なのに対し、日立は1個という点が価格差になって現れていますね

ちなみに、それぞれのバッテリーの純正品価格は以下の通りです

▼3モデルのバッテリー価格まとめ(Amazon調べ)

モデル名 バッテリー型番 純正品
マキタ TD022D BL0715 3,850円~
日立 FWH7DL BCL715 4,645円~
パナソニック EZ7521 EZ9L21 5,253円~

日立の純正バッテリー1個の価格を考えれば、セットモデルは3つとも大体同じくらいの価格になります

日立のバッテリーは、サードパーティ製の互換品も数多く販売されています。価格は当然、純正品に比べ安くなっていますので、2個目は互換品という選択肢もアリですね

ちなみに、マキタ、日立に比べ、パナソニックのバッテリーは、互換品があまり出回っていないようです

まとめ

ペンインパクトドライバーの中でも特に人気の3モデルということで、スペック的にはどれもほぼ同等、価格についても、付属品に多少違いはありますが大体似たような設定になっているのが現状のようです

スイッチの操作性については、3社ともそれぞれ特徴的な工夫がされており、どれも甲乙つけがたい印象です

慣れてしまうとそれが使いやすく感じるところが大きいせいもあるでしょうが、マキタ TD022Dを愛用している私としては、マキタはかなり扱いやすいと感じます

最初からバッテリーが2個ついてくる点や、バッテリーの汎用性、丈夫で軽いアルミケース、この辺もポイントではないでしょうか

☆今回紹介した3つのモデル☆

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