どうも。ariko(@otonmediariko)です
約1ヶ月間の北海道ツーリングから先日無事に帰ってきまして、ぼちぼちと旅の記録をまとめている最中。そんな中、今回の旅で、ほぼ毎日のように私が寝泊まりするのに使っていたテントをご紹介します
目次
私がおすすめするツーリングテント
キャプテンスタッグ リベロ ツーリングテントUV
キャプテンスタッグ ツーリング用 テント UV 2人用 リベロM-3119
それがこちら!キャプテンスタッグのリベロ ツーリングテントUVという商品です。今回、北海道ツーリングに持っていくテントは何にするか?さんざん迷いに迷った挙句、最終的に選んだのがこちらでした
UVカット!コンパクトな2人用テント
コンパクトに収納できる携帯性に優れた2人用のテントで、ちなみに商品名に『UV』とあるのは、フライシートに紫外線を防いでくれる特殊なコーティングが施されているから。個人的には紫外線をそこまで気にするようなタイプではなく、そこをポイントには選んでいないので他のテントにUVカットの機能があるのかどうかは分かりませんが、有害な紫外線をカットしてくれるのはありがたいですね
ツーリングテントを選ぶポイント
一口にツーリングテントと言っても、その種類はさまざま。バイクに積んで持ち運ぶことが前提のテントなので、携帯性に優れているという点は一番のポイントですが、今回私がツーリングテントを選ぶにあたって、重視した点は以下の3つ
2人用であること
まずはこれ。大人2人で使用できるサイズであるということです。ちなみに私は、1人用のツーリングテントは既に持っているのですが、1人用テントはサイズ的には、ほんと寝るだけのスペースしか確保できません。テントの中で食事したり、着替えたり、ゴロゴロくつろいだりするのは、1人用テントだと狭すぎて正直きついです。テント内でより快適に過ごすには、中が広いに越したことはありませんが、かと言ってツーリングテントには携帯性という大前提があります。2人用サイズであれば1人用に比べ単純に倍のスペースが確保できて、そこまで携帯性が悪くなるということも無いと考えました
3シーズン対応であること
次に重視したのが、少なくとも春夏秋の3シーズンは快適に使用できる作りになっているということです。今回、私は7月下旬から約1ヶ月間、北海道ツーリングで使うテントということでツーリングテント選びをしました。夏とは言え北海道は、場所にもよりますが朝晩はかなり冷え込みます。山地でしかも天候が悪い場合とかだと、気温10度以下なんてことも考えられます。寝袋や衣類である程度しのぐことはできますが、テント自体にはやはり最低限、3シーズン対応の通気性と保温性が必要であると考えました
10,000円以下であること
最後はやっぱりこれ。高いお金を払えば、そりゃあいくらでも良いものが見つかるでしょうが、値段が安くてそれでいて自分の使い方にあった品質の良いものを見つけたい。できれば10,000円以下で。あまりにも安すぎるものもどうかと思いますが、上記2点のポイントをクリアしつつ、できるだけ使い勝手、品質が良さそうなツーリングテントをとにかく探しまくりました。そして辿り着いたのが、今回紹介するリベロ ツーリングテントUVです
実際に1ヶ月間 毎日使ってみた感想
北海道ツーリングでは、約1ヶ月間ほぼ毎日このリベロ ツーリングテントUVで寝泊まりしました。これだけ長い間、テント生活をしたのは今回が初めて。ガッツリとこのテントを使い倒したことで分かった、このテントのここが素晴らしかったという点、そして、ここはチョット。。という残念だった点をあげていきます
1人で使うには十分快適な広さ
ツーリングテントを選ぶにあたり、2人用サイズのテントであるということは、私が重視したポイントのひとつでしたが、やはりこれは大正解でした。キャンプ場ではいつも、テントを建てたら、リアボックスの中に入れてある荷物と、リアボックスの上に積んであるカバン、あとはヘルメットを、盗難や雨で濡れるのを防ぐためにテントの中に入れていたのですが、それができたのもこのテントが2人用だったおかげ。それらの荷物をテント内に入れても、十分快適に使える広さがあったのは、長い期間テント生活をおくる上ですごく助かりました
あと、リベロ ツーリングテントUVは、見て分かる通り天井の高さも結構高めの作りになっています。テントの中で着替えたり、座って食事をしたり、ゴロゴロくつろいだり、1人用テントでは狭すぎてできなかったことも難することができます
ちなみに、北海道ツーリング中はほぼ毎晩、こんな感じでテント内で一人、宴を開催していました。正直、これが楽しみでツーリングやってるってところもあります笑
通気性がとても良い
リベロ ツーリングテントUVは、前後に2つの出入り口があり、そのどちらもメッシュ付きの2重扉になっています。蒸し暑い日でも、出入り口部分のフライシートを左右にめくって、両方ともメッシュ扉だけにしておけば、テント内に風が抜けてとても快適に過ごすことができます。しかも、扉のファスナーは最大で180度まで開け閉めすることができるので、気温や湿度に応じて開ける幅を微妙に調節してテント内の快適性を保つことが可能です。私は主に寝る時は、蒸し暑い日は片方の扉だけ上半分だけファスナーを開けて、逆に寒い日は両方とも完全に締め切って、そういう使い方をしていました
出入り口が前後2つあったところで、結局、出入り口として使うのは1つの方だけの場合がほとんどでしたが、通気性の確保という点では、前後に2つのメッシュ付き扉があるというのはかなり大きかったです
あと、このテントにはフライシートに開閉可能なベンチレーション(空気を通す小窓のようなもの)が2つ付いています。インナーもちゃんとその部分はメッシュになっているので、フライシートの出入り口を閉めていても、テントの中に空気を入れることができるというもの
ただし、このベンチレーションに関しては、実際に使ってみた感想としては、正直、そこまで効果の程を実感することはできませんでした。風が強い日とかであれば、このベンチレーションからテント内に風が入り込んで中の空気が循環したりするのでしょうが、単にここを開けておいたからと言ってそこまで通気性が高まるとは思えませんでした。ここを開けるよりもよっぽど出入り口をメッシュ扉にしておいた方が、風が通って気持ち良かったです。もっとガバッと開くのなら良いのですが、はっきり言って、このベンチレーションは微妙でした
組み立てやすさは普通
テントの組み立て安さに関しては、まあこんなもんかなといった感じ。全然難しくは無く、慣れれば5分程度で組み立てることが可能です。ただ、ワンタッチ式のテントのように、あっという間にできあがりという訳にはいきません。フライシートを4本のポールに紐で結びつける必要があるのですが、それがちょっとだけ面倒です
テントの内側から紐を結ぶことはスペース的に難しいので、フライシートの裾をまくり上げて外から結ぶのですが、シートが垂れ下がってきて手元が隠れてしまうので、うまく結べない時がたまにあります。そんな時は、少々イラッとしますが、これも慣れればこんなもんかという感じです
収納サイズは及第点
今回の北海道ツーリングに持っていった道具の中では、サイズ的には一番大きな道具になったのがこのテントでしたが、それでも、十分バイクに積んで持ち運べるコンパクトな大きさです。収納サイズは小さければ小さいほど助かるのは事実ですが、2人用テントということを考えれば、十分満足できるサイズ。私が持っている1人用テントの収納サイズとほとんど変わりません。重さは3.1kgということで、こちらもサイズと価格を考えれば、かなり満足できる内容と言えるのではないでしょうか
慣れてきて、うまくたたんで収納することができるようになれば、専用袋に結構余裕を持たせて収めることが可能です。しまう時パツパツで袋に入り切らないということはありませんでした
防水性・防風性
今回の旅では、幸いにも天気に関してはかなり恵まれましたが、それでも何日かは雨や風の日がありました。ただ、台風のような強烈なものではなかったので、テント内が雨で濡れてしまったり、風でテントが吹き飛ばされそうになるといったことは一切ありませんでした
開封レビューの記事にも書いたとおり、生地の材質、縫製、ファスナーなどのクオリティは価格以上の満足度があるテントです。少々の雨風では、全く問題ない防水性、防風性を実感することができました
カチッとしたハリのあるテント
2本のポールをクロスさせて建てる、同じドーム型のタイプのテントであれば、基本的に見た目にそこまでの違いがある訳ではありませんが、このリベロ ツーリングテントUVは、他の同タイプのものに比べると、全体的にハリがあって、カチッとしている印象です。テントの4角とフライシートの両端をしっかりと張って、ペグで固定してやることで、パンッとハリのあるカッチリとしたテントを建てることができ、個人的には、そのカチッとまとまった感じがすごく好みです
愛車スーパーカブに絶妙にマッチしたテントの色も、私の好きなカラーリングなので、これについてもポイント高し!
ちなみに、とあるキャンプ場でたまたま隣りになったライダーさんは、バイクはクロスカブ、そしてテントは何と全く一緒という偶然の出来事がありました。北海道ツーリング中は、同じライダー同士、しかもカブ乗り同士であればすぐに打ち解けられるものですが、この時ばかりは互いに「おーーー!」っと、ばっちり意気投合してしまいました笑
イマイチな点。。
付属のペグが貧弱
リベロ ツーリングテントUVの、これはチョット残念だなという点。まずは、付属のペグです。基本的に使えるのは柔らかい土もしくは芝生のサイトのみ。乾燥して硬かったり、下にちょっとでも砂利が敷いてあるような所であれば、速攻で曲がってしまう、それくらい細くて貧弱なペグです。付属のペグは、はっきり言ってほとんど使い物にならないと考えたほうが良いでしょう。ペグは別で準備されることをおすすめします
ロープを張ることができない
あと、リベロ ツーリングテントUVは、テントの4角とフライシートの両サイド、あとは前後の出入り口に1箇所づつの、計8本のペグのみで固定する作りになっています。なのでロープは付属していませんし、そもそもロープをかけるところもテント本体に付いていません。実際使っていて強度的に不安を感じるような状況はありませんでしたが、今後、強風のときなど、ロープで更にテントを固定したくてもできないのはちょっと残念です
まとめ
さんざん迷いに迷った挙句選んだテントでしたが、実際に1ヶ月間、毎日ガッツリ使ってみて、その選択に間違いはなかったなと感じています。久しぶりに良い買い物をしたなと実感できる商品でした!
ツーリングテントは、色んなメーカーからさまざまな種類のものが出ていて、正直どれを選んだら良いか分からない、という方も多いはず。皆さんのテント選びの参考になれば幸いです!
キャプテンスタッグ ツーリング用 テント UV 2人用 リベロM-3119
リベロ ツーリングテントUVの組み立て方や各部パーツの印象などは、下の開封レビュー記事で詳しく紹介していますので、そちらも合わせて参考にしてみて下さいね!
【参考記事】
・人気のツーリングテント「キャプテンスタッグ リベロ」を買ったのでレビューします
旅の様子はこちら↓からどうぞ♪
・のんびり気ままなカブのツーリングブログ「CUBDOKO -今日はカブでどこ行こう-」