どうも。ariko(@otonmediariko)です
壁掛けテレビを設置する際の、最適な高さについていろいろまとめてみました
これから、テレビを壁掛けテレビにしようと考えられている方は、是非参考にしてみてくださいね!
目次
テレビが一番見やすい高さを考える
目と首の位置
人間の目は顔の正面に前向きで付いていますので、物を見る時には通常、その物に対して顔の正面を向けて見ます
目だけ動かして見ることもできますが、それでは見れる範囲は限られますし、ずっとその状態をキープしていると目が疲れてしまいます
首を動かすことで、見たい方向に顔の正面を向けることもできますが、これでもまた、見れる範囲は限られますし、ずっとその状態だと今度は首が疲れてしまいます
なので、人が物を見るときには、目は真っ直ぐ前を、首も真っ直ぐ正面を向いた状態が、一番見やすく疲れにくいということが言えます
視線の高さ
また、目を動かすときは、重力がある分、目を上に動かすよりも下に動かすほうが、筋肉の疲労は少なくて済みます
目の方向をずっと同じ状態でキープする場合には、視線を上げるよりも下げたほうが目が疲れにくいということです
首の角度
これは、首に関しても同じことが言えます。重たい頭を持ち上げて、ずっと上を向いたままにしていると、だんだんと首が疲れて痛くなってしまいますよね
視線とテレビの上端を合わせる
以上のことから、テレビが一番見やすい高さというのは、目と首が真っ直ぐ前を向いた状態で、しかも視線の高さがテレビの上端にあっている高さ、ということになります
テレビの上端が視線の高さになっていれば、それ以上目を上に上げる必要がないので、目を動かす疲労も少なくて済みます
テレビを見るときの最適な距離
昔から、「テレビを見るときは離れてみましょう!」とよく言われますが、実際には、テレビ画面の高さの約3倍の距離が、テレビを見るときの最適な距離です
例えば、40型のテレビであれば、画面の高さが約50cmありますので、その場合、テレビから150cm(50cm×3)離れた場所から見るのが最適ということです
最適な視聴距離の目安
サイズ | 画面の高さ | 視聴距離 |
---|---|---|
32V型 | 約39cm | 約1.2m |
40V型 | 約50cm | 約1.5m |
46V型 | 約57cm | 約1.7m |
52V型 | 約65cm | 約1.9m |
60V型 | 約75cm | 約2.2m |
70V型 | 約87cm | 約2.6m |
壁掛けテレビの高さを決めるポイント
ポイントその①
テレビを見る体勢を考える
家でテレビを見るときは、いろいろな体勢で見ることが考えられます
リビングでソファーに座って見たり、椅子に腰掛けてテーブルから見たり、床に寝転がって見る場合もあるでしょう
ここで問題になってくるのが、それぞれのシチュエーションによって、テレビの最適な高さが異なるということです
体勢が違うと当然、目線の高さも変わってきますので、ある体勢でテレビの上端を目線に合わせたとしても、他の体勢で見た場合には最適の高さではなくなってしまいます
テレビの高さを決める際には、普段のシチュエーションを想定して、メインとなる体勢を踏まえて考えることが大切です
ポイントその②
インテリアとしての見栄え
壁掛けテレビをインテリアとしてみた場合に、できるだけ周りの家具と調和のとれた配置を心がけることも重要です
視線に合わせた見やすい高さであったとしても、部屋全体のバランス的に明らかに不自然な場所だったら、せっかくの壁掛けテレビも台無しです
ポイントその③
設置場所の強度
壁掛けテレビは、金具でしっかりと固定できる場所に取り付けることが必要です
いくらテレビが見やすい高さだからといって、強度を確認せずに取り付けるのは非常に危険です
壁の中の柱や間柱に金具を取り付けるのが一般的ですが、こういった方法もあります
【参考記事】
・ディアウォールでおしゃれな壁を作る方法
我が家の壁掛けテレビ
こちらは、我が家のリビングにある壁掛けテレビ(40型)の様子です
上の参考記事でも紹介したとおり、壁の前にもう1枚壁を作って設置しました。こうすると、コード類を壁の中に簡単に隠せるので、配線の処理がものすごく楽でおすすめです
ちなみに、床からテレビの上端までの高さは約140cmにしました
このテレビは、ソファーで見ることが多いので、ソファーに座った時の目線の高さと、あとは部屋全体のバランスを考えてこの高さにしました
取り付けの様子は、下の記事で詳しく紹介してますので良かったら参考にしてみてください
【参考記事】
・壁掛けテレビをDIYしてみた!金具の調子がすこぶる良い件
高さ140cmの感想
ソファーに座るとちょうど顔の正面のところにテレビ画面がくるので、目や首を全く動かさずに、テレビ画面全体を見ることができます
ソファーに座ってテレビを見る分には、文句なしでめちゃくちゃ見やすくて快適です!
床に座ってテレビを見る場合には、すこし見上げる感じになるので、ずっと見てると首が疲れてきます
ただし、床に寝転がって見る分には、意外にもかなり見やすいです。クッションを使えば首を支えられるので、疲れること無く快適に楽しめます
金具の調整で、テレビの角度を少し下に向けているので、そのせいもあるでしょう
ちなみに、こちらはテレビを壁掛けテレビにする前、テレビ台の上にテレビを置いて見ていた時の様子です
この高さでテレビを見ていた頃は、床に座って見る分には丁度いい高さでしたが、ソファーに座って見た場合、若干低いなと感じていました
左側にはテーブルがあるのですが、そこからだと更に低く感じます
子供たちがテレビゲームをするときなんかは、見にくいので床に座ってテレビに近づいてやることが多かったですね
でも、このように壁掛けテレビにして、ソファーがこのテレビのベストポジションになったおかげで、ゲームするときもソファーに座ってやるようになりました
子供たちの目を守るという意味でも、壁掛けテレビを最適な高さに設置することは大切ですね
まとめ
テレビが一番見やすい高さ
・顔を正面にして視線とテレビの上端が合っている高さ
テレビを見るときの最適な距離
・画面の高さの約3倍の距離
高さを決めるときのポイント
・テレビを見るメインの体勢
・インテリアとしての見栄え
・設置場所の強度
我が家の場合
・ソファー目線と部屋のバランスを考え140cmに設置
・壁の前に壁を作るのはおすすめ
・子供がテレビから離れて見るようになった
こんな感じです
壁掛けテレビの高さを決める際の参考にしていただけたら幸いです
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・LEDテープライトで間接照明!壁掛けテレビが更におしゃれになったよ♪