どうも。ariko(@otonmediariko)です
バスケットボールのクラブチームに所属している小学生の息子。練習終わりには必ずその日の練習はどうだったか聞くようにしているのですが、その日はどこか不満げな様子
聞くと、下級生たちが下手くそすぎて連携プレーなどのチーム練習がうまくできなかったという。「〇〇がミスばっかりするからさ~…」とか、「□□は全然周りを見てないから~…」などとチームメイトの文句ばかり言ってます
6年生が12月で卒団し、それまでジュニアチームに所属していた下級生たちが最近チーム練習に加わるようになったことは、以前息子から聞いていました
パス回しや連携プレーの練習相手が下手くそな下級生だったせいで、自分も思うようなプレーができずにそれが不満だったのでしょう。恐らくその不満が練習中、相手に対し言葉や態度にも出ていたはずです
これはいかんということで、チームスポーツの良さについて息子と一緒に考えてみることにしました
人はどうしてミスをする?
息子くんのことだから、どうせそのミスした下級生に「おいーっ!」とかキツイこと言ったんでしょう?
だってそいつミスばっかりするんだもん!!!
やっぱり…。じゃあ練習中ずっとイライラしてたんじゃない?
うん。「もう!しっかりやれよー!」ってずっと思ってた。てか、言ってた。
バスケ歴はまだ浅いものの、家でも毎日がっつり自主練をしているおかげで、バスケがどんどん上達してきた息子。新チームでは恐らく主力メンバーに入れるくらいにまで成長してます
人よりも早く上手くなっていくもんだから、バスケに関してはちょっと調子に乗っちゃってる感が出ていたのは、少し前から気づいていました^^;
そんな、調子乗りな息子にこんな事を聞いてみました
息子くんはバスケでシュート打つ時、どういう気持ちで打ってる?
う~ん、、、入れっ!って思って打ってるかな~
だよね。普通はボールがリングに入ること考えながらシュート打つよね。
シュートが外れること、ミスすることを考えて打つ子はいないはず
でも、例えばシュート打つ前に周りからずーっと「ミスするなよー、絶対ミスするなよー」って言われ続けてたらどう?
え~、、、それでも俺シュート決めるし!
(やっぱり調子に乗ってるなコイツ・・・)
そー言うことじゃなくてさw
周りから、ミスするなって言われたら、ミスしないようにしようって考えるでしょ普通
う~ん、確かにそうかも
サッカーの本田圭佑選手が前に言ってたんだけどさあ、「ミスをするな」って言われたらかなりの確率でミスをするように人の脳はできてるんだってさ
ネタ元のツイートがこちら↓
「ミスをするな」と言えば高確率でミスをするように人の脳はできてる。
ミスを意識させるのではなくて、どうやったら上手くできるかを意識させることができれば、自ずとミスは減る。
それを理解してる指導者が世界にはどれだけ少ないことか。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2017年11月4日
いいねの数がすごい事になってます!
確かにこれって間違いなくそうですよね。ミスするなって言われると、咄嗟に、ミスしないようにしようっていう考えが頭に浮かんで、変に緊張したり力が入っちゃったりして逆にミスしてしまうことって、誰でも心当たりありますよね
バスケの場合、特にフリースローとかでよくあるパターンですこれ。外れないように、ミスしないようにと考えながら打つと、大抵、手が縮こまってしまいショートします^^;
今日の練習でイライラしてる息子くんから「おい!ミスするなよー!」って言われた下級生が次もミスしちゃった理由がまさにこれだね
・・・。
(かなり反省してる様子)
それじゃあその時、ミスした下級生にはどんな言葉をかけると良かったかな?
う~ん、、、大丈夫!とか、気にするな!とか?
そー!それがチームスポーツの良いところなんだよ息子くん!
まとめ:チームスポーツは子供の心も成長させる
小学生のバスケ大会を見ていると、強いチームほど、チームメイトがミスした時に周りの選手が寄ってきて声をかけたり、ハイタッチして切り替えを促したりしているのをよく見かけます
そういった強いチームの子ども達は、仲間がミスしてしまった時にどういう行動をとるのがチームにとってプラスになるのか?どんな言葉をかけあい、チーム全体がどういうイメージでプレーをすると勝ちに繋がるのか?を、自然と理解しているのでしょう
バスケットボールによって間違いなく体力や技術が向上している息子ですが、チームスポーツをやることによって、それ以上に心の成長を期待している私です^^
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