NHK「奇跡のレッスン」2つの神回で子供への接し方・褒め方を学ぶ

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そのレッスンには 人の心を動かす 力がある

背中を押してあげれば 飛躍できる子供たちがいる

大人には何ができるだろう

どうも。ariko(@otonmediariko)です

好きなTV番組のひとつにNHKの「奇跡のレッスン」があります。世界の一流指導者が子どもたちに1週間のレッスンを行い、技術だけでなく心の変化まで呼び起こしていくという内容のこの番組

指導を受けた子供たちの、その見違えるような成長っぷりに毎回いつも驚かされますが、中でも個人的に神回認定している回が2つあります

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【サッカー編】フットサル日本代表監督との1週間

1つが、フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏が小学生サッカーチームのコーチを務めるサッカー編。この回はマジで良かった!

それまでできなかったことができるようになったり、これまで勝てなかった相手に初めて勝つことができたり。この番組の見どころは何と言っても子供たちの成長っぷりにあります。このサッカー編でのそれは本当ハンパないものがありました

サッカー経験者じゃない素人の私が見ても、ミゲルさんからレッスンを受けた子供たちが明らかに成長しているのがホントよく分かりましたし、それは最後、試合でも結果として現れます。これまではいつも接戦だったという相手チームに対し、ウソみたいな大差をつけてボロ勝ちしちゃうんですから!ほんと奇跡のような変わりっぷりでした

このサッカー編は、レッスンの対象が小学生だったということも関係しているのでしょう。競技歴がまだ浅くスポンジのように何でも吸収することができる小学生は、やはり成長っぷりがすごいですね。子供たちの素直な笑顔もすごく印象的でした

あと、小学生スポーツの場合は子供がまだ小さい分、親もがっつり関わってすすめていくのが一般的。このサッカー編では、ミゲルさんのレッスンは子供だけでなく親たちにも良い影響を与えており、それも奇跡のような結果につながった理由なのでしょう

同じような年頃の子供、競技は違いますが(うちの子はバスケットボールやってます)同じ小学生スポーツをさせている親である私としては、このサッカー編は正に神回!冗談抜きでこれまで10回以上は見てます

【バスケットボール編】NBA史上最も小柄な選手との1週間

もう一つ、個人的に神回認定しているのが、NBA史上最も小柄な選手として有名なマグジー・ボーグス氏が中学生バスケチームのコーチを務めるバスケットボール編。この回もほんと良かった!

私がバスケットボールにドハマリしていた中学生時代、マグジーさんはまだ現役で活躍されていて、よくテレビで彼の試合を見てたということもあって、そんなスーパースターが日本に来て中学生にバスケを教えている姿が見られるだけで既に個人的には神回ですが、この回で見せてくれた子供たちの成長っぷりも、先程のサッカー編に負けず劣らず素晴らしいものがありました

このバスケ編では、メンバーが少なかったということもあって、子供たちひとりひとりの個性にフォーカスした番組構成になっていているのですが、出てくる子供たちが皆それぞれに成長する姿を見せてくれて、それがまた何ともいい感じなんですよね!

特に、番組恒例のレッスン最終日に行われる試合では、間違いなく番組史上最高の試合であろう素晴らしい試合を子供たちは見せてくれます。マグジーさんのレッスンを活かし次々にナイスプレーを決める子供たち、最後まで諦めず必死に食らいついていく子供たちの姿は、見ていてほんと感動的でした

身長160センチ。NBA史上最も小柄な選手でありながらチームの司令塔として14年間にわたって活躍した伝説の選手。その言葉は一つ一つがどれも重く、そしてかっこいい!バスケファンならずとも、この回はマジで必見です

ふたりのコーチに共通する子供への接し方

この2つの神回に登場する2人のコーチ、見ていると子供たちとの接し方にある共通する部分があることに気づきます。もう明らかにそうなので、見れば誰でもすぐに分かると思います

大げさに褒める

それは、良いプレーをしたりチャレンジするプレーをした子供に対してとにかく褒めるということです。その褒め方も二人は共通していて、ちょっと大げさなのでは?と思うくらいにそれはもうめちゃくちゃ褒めまくります

ドリブルでディフェンスを上手くかわした子供には「新しいネイマールだ!」と褒め、チャレンジしてシュートを打った子供には(結局このシュートは入らなかったが)「最高だ!もう誰も君を止められないぞ!」と褒め、こんな感じで常に、できたことやチャレンジしたことに対して二人はとにかく褒めまくっているのです

そして、ミスしたり間違ったプレーをしても、怒ったり間違いを感情的に指摘したりすることは決してせず、子供にまず考えさせ正しい情報を教えてあげる、そしてまた自分でプレーさせてみる、できたら褒めまくる、二人はとにかくこれを繰り返しているのです

サッカー編のミゲル氏は番組内でこう言っています

間違いは学ぶためにあるものです

大事なのは待つこと。あれもダメ、これもダメだと否定ばかりして子供の考えを勝手に狭めるべきではありません

僕ら大人の責任は大きい

まずは子供の判断を尊重し、失敗を見つけてもあとで指摘すればいいのです。でなければ、子供は決断することを恐れるようになるでしょう

バスケで自分の子供が失敗したりミスしたりすると、ついついイラッときてすぐに怒っちゃう私には耳が痛い話です

子供たち自身に考えさせる

間違ったプレーを指摘して正しい情報を教えてあげて、まずは子供たち自身に考えさせる。そうやって自分の頭で考えて自分で答えを見つけ出し、その結果できた良いプレーを褒められた子供たちは、当然自信が付いてどんどんと積極的にプレーするようになっていきます

いくら素晴らしい指導者だからといって、たった1週間だけのレッスンでは、技術的な部分を飛躍的に伸ばすということは不可能でしょう。それなのに、子供たちのプレーはもの凄く成長している。これは、技術的なことよりもメンタル的な部分が変わることによってもたらされている結果なのでしょうねきっと

具体的に褒める

子供は褒めて伸ばす。子育てにおいてよく言われる言葉ではありますが、この二人のコーチの褒め方を見ていると、ただ単に何でもかんでも褒めまくっているだけではダメということも分かります

まずは子供をしっかり観察すること。その中で間違ったプレーを見つけるとどこが良くなかったかを子供に考えさせること。そして正しい情報を子供に与えてあげること。それから再び同じプレーをさせてみて、そこで上手くできた時に初めて褒めるのです

しかも二人の褒め方は、単に褒めるというよりも、どこが良かったのかを大きな声で指摘してあげているといった感じ。「よしよし!よく頑張った!えらいぞー!」褒めると聞くとイメージ的にこういう言葉が浮かんできそうですがそうではなく「今のプレーはここが素晴らしかった!」と具体的にどこが良かったのかを指摘してあげているのです

指摘が具体的なので子供たちは次も迷いなく自身を持ってプレーできるようになるんでしょうね。これはすぐ真似できそうなので、うちの子にもやってみようと思います!

あとがき

バスケ編でマグジーさんが最初に学校に訪れた際、掲示板に貼ってある子供たちの写真を眺めながらポツリとつぶやいた言葉『Kids are our future(子供は僕たちの未来だ)』がすごく印象的でした

個人的に神回認定しているこの2つの回を見れば、子どもに対する正しい接し方とはどういうものなのか、子どもを褒めるとはどういうことなのかがよーく分かるはず

まだご覧になっていないという方は、是非ご覧になって子育ての参考にしてみてくださいね♪

奇跡のレッスン番組公式ページ

サッカー編はDVD化もされてますよ!

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