2×4材(ツーバイフォー材)に最適なネジの長さについてまとめてみました!
最適なネジの長さは?
[コーススレッドの規格(太さ×長さ)]
- 太さ3.8mm×長さ25mm、28mm、32mm、38mm、41mm、45mm、51mm
- 太さ4.2mm×長さ57mm、65mm、75mm
- 太さ4.5mm×長さ90mm、100mm
- 太さ4.8mm×長さ120mm
[スリムスレッドの規格(太さ×長さ)]
- 太さ3.3mm×長さ25mm、30mm、35mm、40mm、45mm、50mm
- 太さ3.8mm×長さ55mm、60mm、65mm、70mm、75mm
- 太さ4.0mm×長さ90mm
ネジの太さと長さは規格化されていて、必要に応じて最適なものを選びます
2×4材の場合
この場合、厚さ38mmを通してさらに+20~25mmネジが入れば十分な強度が出るでしょう
ということで、ここで使うネジの長さは65mmが最適です
選ぶネジは【4.2×65mm】もしくは【3.8×65mm】のどちらかで良いでしょう
この場合も上と同様、厚さ38mmを通してさらに+20~25mmネジが入れば十分な強度が出ますので、使うネジの長さは65mmが最適です
選ぶネジは【4.2×65mm】もしくは【3.8×65mm】のどちらかで良いでしょう
1×4材の場合
この場合、厚さ19mmを通してさらに+20~25mmネジが入れば十分な強度が出ますので、使うネジの長さは40~45mmが良いでしょう
選ぶネジはコーススレッドの【3.8×41mm】か【3.8×45mm】、もし木割れが心配な場合は、スリムスレッドの【3.3×40mm】か【3.3×45mm】を選ぶと良いでしょう
この場合、長さが38mm以上のネジを使うと貫通してしまいますので、厚さ19mmを通してさらに+10~15mmネジが入るのが理想です
ということで、ここで使うネジの長さは30~35mmが良いでしょう
選ぶネジはコーススレッドの【3.8×32mm】、スリムスレッドの【3.3×30mm】【3.3×35mm】この辺りが良いでしょう
全ねじと半ねじの違いは?
ネジには全ねじと半ねじ2つのタイプがあり、全てにねじ山が切ってあるのが全ねじ。途中までしかネジ山がないのが半ねじです
どうしてこのような違いがあるのか皆さんはご存じでしょうか?
皆さんは全ねじを使ったときに、ネジを締め込んでいったら最終的に木と木の間に隙間が空いてしまったという経験はありませんか?
↑このように隙間が空いてしまうと、全ねじではこれ以上いくらネジを締めてもこの隙間を埋めることはできません
これを解消してくれるのが半ねじです
途中までしかネジ山がない半ねじの場合、この状態で締め込んでいくと、上の木の中でネジが空転するので下の木を引き寄せてくれるんです
↑このようにネジを締め込んでいくと、半ねじならきっちり隙間なくネジ止めすることが可能です
厚さがあるものを取り付ける時には、全ねじよりも半ねじを使う方が扱いやすいですよ!
まとめ
ネジの長さは規格化されいくつか種類があります。2×4材に最適な長さのネジを選んで、DIYの完成度を高めましょう!
個人的には、【4.2×65mm】【3.8×45mm】【3.8×32mm】この辺りのネジが、2×4材や1×4材を使ったDIYには使い勝手が良くおすすめです
まとめ買いしておくと何かと便利で、単価も安上がりですよ^^
▼4.2×65mm
▼3.8×45mm
▼3.8×32mm
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