こんにちは!!
ariko(@otonmediariko)です。
卵が10円安いからってわざわざ遠くのスーパーに買い物に行く主婦をバカにする男は、そもそも相手のことを全然理解してない、って話。
そんなことは分かってるんです
ましてや、スーパーのチラシとにらめっこしながら、これから買い物するものをあれやこれやと厳選している奥様に
「たかだか10円ごときで。時間という概念を持たないとダメだよ」
などと講釈をたれているお父さん方はいませんか?
確かに、おっしゃることはよーく分かります。
「その10円を浮かせるために10円以上のコストかけてたら意味無いじゃん!」
はいはい、分かりますよ-
「自分の人件費ってもんをコスト試算に加味しないとダメだよね」
はいはい、分かりますって
そんなお父さん方に私は声を大にして言いたい。
「じゃ、毎日買い物行ってごはん作ってみろよ!!これから先ずーっと」
私がこうなるとは…
私は訳あってシングルファザーをしてます。今は小学生の息子2人と猫2匹とともに毎日暮らしています。
今日の夜ご飯は何作ろう?
これを考えることが日課の生活になってもうしばらく経ちます。
以前は私も、10円を浮かせる為に10円以上使うその思考回路を不思議に思う側の人間でした。
思うばかりか「コストで一番高くつくのは人件費であってうんたらかんたら…」と偉そうに講釈をたれる最悪なヤローでした。
しかし、いざ自分が毎日買い物に行って夜ご飯を作らないといけない生活になったら、以前とは全く異なる考え方に変わってきたんですよね、不思議なくらいに。
いきなり変わった訳ではないんですが、徐々にそうなっていくんです。
10円安い卵に目が行くようになり、野菜の価格に敏感になり、調味料は特価の時に合わせて買うようになり。
我が家の場合はとにかく節約生活中というのも影響しているとは思うのですが、それでも以前の自分なら信じられないような行動をとっているんです。
https://otonmedia.jp/post-374/
情報との接し方で変わっていく
これは家計の裕福度合いに関係なく、その情報に接する頻度によって変わってくるのではないのかなと思います。
スーパーに行って、今日は夜ご飯何作ろう?毎日これを考えなければならない人か、出てきたものを食べるだけの人か、の違いです
毎日やってるとだんだんと視線がそっちに偏ってくるんですよね。短くなるというか狭くなるというか
世のお父さん方に問う、卵1パック今いくらか知ってますか?ブロッコリーが今1本いくらで売ってるか知ってますか?
毎日こういった情報に触れていると、嫌でも価格の変動に対し意識がいくようになっていくんです。単価が安い分、変動率からすると結構なものです
初めのうちはそこまで気にならなかった10円の価格差も、毎日スーパー行ってるとやがて「うわっ!!安いっ♪」に変わるんですね、不思議と。
何度も言っときますが私も以前は
「10円安い?近い方で買ったほうが良いに決まってんじゃん!そんなことも分からないの?バカなの?」
くらいに思ってた人間ですからね笑
一緒になって楽しむことが大事
奥様が必死になって買い物すべきものをあれやこれやと思案している時にパートナーであるお父さま方がすべきは、人件費の理屈を偉そうに講釈するのではなく、一緒になって楽しむことなのではないでしょうか?
誰だってそんな理屈は言われれば分かるんです。でも嫌でもそういう近視眼的な思考になっちゃうんです
嘘だと思うんなら毎日毎日スーパー行って1パック200円の卵が今日は5円安い、他所では10円も違う、なんていう情報に浸ってみてください。必ず変わりますよ
人件費を考えろ?そんなことは分ってますから、卵が一番安いスーパーを一緒に探して喜んだらいいじゃないですか
批判しても良いことなんて一つもありませんよ。
あ、でも今回の話はパートナーがいる人に限っての話です。
独身の人や、とにかく節約生活しないとやばいって人は、人件費をコスト試算に加味して10円安いからって10円以上かけて遠くのスーパーに卵買いに行ってたらダメですよ…ってこれオレのことじゃん!!