どうも。ariko(@otonmediariko)です
SPF材を使っておしゃれなローテーブルを作ってみました。作り方や作業手順をまとめましたので、DIYでローテブルを作ってみたいという方は、是非参考にしてみて下さい!
安くて扱いやすいSPF材を使います
今回は、お手軽DIYには欠かせない材料、SPF材を使います。SPF材は柔らかく加工がしやすいので、DIY初心者でもとても扱いやすい材料です。断面の大きさによって、2×4(ツーバイフォー)や1×4(ワンバイフォー)といったかたちで、サイズが規格化されているので、今回のように組み合わせて使う際にも、とても便利な材料です。あとは、何と言っても手頃な価格で手に入るのがありがたい!
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ちなみに、こちらの大量にある1×4のSPF材。実はこれ、今回ローテーブルを作りたくて用意した材料という訳ではなく、先日ベランダにウッドデッキを作ったときに余った端材です。捨てるのももったいないのでこの大量の端材を使って何か作れないかな、というのが今回のローテーブル作りのきっかけです
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■使用するSPF材の数
・2×4 445mm×3本
・1×4 300mm×20本
2×4は6フィートを1本買って、それを445mmの長さで3分割にすると良いでしょう。カットはホームセンターで1カット50円程度でやってくれます。あと、1×4は300mmを20本とありますが、これについては半分の10本でOKです。その代わり、1本の長さを倍の600mmにして下さい。今回は端材ありきでスタートしている関係上、やむを得ず20本使っています
作業手順
SPF材を組み立てる
まずは、2×4のSPF材をこのように縦に3本並べます
その上に、1×4のSPF材を並べます。私は300mmのSPF材を使っているので左右5枚づつ計10枚並べていますが、倍の長さのSPF材であれば単純に5枚並べるだけでOKです
真ん中に置いた2×4のSPF材は、ちょうど中心にくるように配置します
きっちり角を揃えたら、動かないようにガムテープ等で固定しておきます
ひたすらビス打ち!
いきなり直接ビスを打ち込むと、1×4が割れてしまうので、面倒かもしれませんがドリルで下穴を空けましょう。下に敷いた2×4のちょうど真ん中にビスが入るように、1枚の1×4に2箇所づつ空けていきます。あらかじめ印を付けておくと作業がしやすいです。ドリルの太さは、使うビスの太さよりも若干細いものを使います。今回は用意したビスの太さが38mmだったので、ドリルは32mmを使ってます
下穴が空いたら、あとはそこにひたすらビスを打ち込んでいきます。片面に全てビスを打ち込んだら、ひっくり返して、同じ要領で1×4を上に並べて、下穴を空けてビスを打ち込みます。電動ドリルドライバーは必須です
マキタのペンドライバーは、コンパクトで扱いやすく、簡単なDIYには十分すぎるほどのパワーがあるので、これ1本あるとめちゃくちゃ重宝します。マジおすすめです!
ということで、全てのビス打ちが完了しました!今回は1×4が真ん中で分割されているので、表裏合わせて合計で80本ものビス打ちが必要でした。。
SPF材は柔らかいので、締め付けのトルクが強すぎると簡単にビスがめり込んで、木が割れてしまいます。かと言って、締め込みが弱いと、テーブルの表面にビスの頭が出っ張ってしまい、使いづらいテーブルになってしまいます。ビスの頭が程よく埋まるくらいに締め込むのがポイントです
ぴったりくっつけてビス打ちしたつもりですが、真ん中に僅かに細い隙間ができてしまったので、そこはパテで埋めておきました。ウッドパテは、木製の床や柱、家具のちょっとした補修がすぐにサッとできてとても便利です!
テーブルの脚を取り付ける
テーブルの脚は、こちらを使います。よくある折りたたみ式のテーブル脚ですが、これめちゃくちゃ丈夫で、適当な板さえあれば簡単にテーブルが作れちゃう超おすすめアイテムです。以前は、古くなったスケボーのデッキにこの脚を取り付けてテーブルとして使ってました
テーブルの裏に鉛筆で対角線を引いて、そこにぴったり合うようにテーブル脚をビス止めします。30cmの脚は、折りたたむとちょうど対角線の中心に集まります
このテーブルは脚を折りたたんで使うことは滅多にないでしょうが、やはり収納する際や持ち運ぶ際には、脚が折りたためるのは何かと便利です
ということで、これで完成!
のつもりでしたが、どうせならやっぱり塗装もしたいなということで、急遽ここから塗装することにしました。塗装する場合は当然、組み立てする前に塗るのが正しい作業手順ですので、皆さんはくれぐれも真似しないように!完成した後にやっぱり塗装しよってなると、テーブルの中や裏が塗りにくいったりゃありゃしないですから笑
塗装する
今回は、こちらのブライワックスという塗料を使います。木製の家具などに塗るだけで、簡単にアンティーク風の色合いとツヤが出せるおすすめの塗料です。伸びがよく、少量でもかなりの面積に塗り広げることができるのでコスパもめちゃくちゃ高い!
ブライワックスの塗り方はとても簡単で、表面をサンドペーパーで軽く整えたら、あとは布やスポンジにブライワックスを少量付けて塗り広げていくだけです。15分ほど放置しておけばすぐに乾燥しますので、仕上げに柔らかい布で塗装した面を磨くと、美しいツヤがでてきます。たわしを使って表面をこすってやると、色の濃淡が出て、更に味わい深い仕上がりになります。塗り重ねによる色の変化など、詳しくは下の記事で紹介してますので、参考にしてみて下さいね!
【関連】初めてのブライワックス塗り/使い方や色の違いについて詳しく紹介するよ♪
おしゃれなローテーブルの完成です!
ということで、こんな感じに仕上がりました。順番は前後しちゃいましたが、やっぱり塗装して正解でしたね♪
テーブルの中には、こんな感じでちょっとした物入れスペースが2箇所あります。使用する1×4のSPF材の長さがテーブルの横幅ですので、お好みに合わせてテーブル幅を決めて下さい。長さに応じて、中に入れる2×4の本数を増やすと良いでしょう
木の表面によって、塗料の染み込み具合が微妙に違って、色の濃淡がいい感じに出ています。アンティークの家具っぽくて、すごくおしゃれ♪
ウッドパテで埋めたすき間は、そこまで目立たずにうまく隠せてますね。キズの上からブライワックスを塗ると、いかにも使い込んだ風合いが演出できます。中途半端な長さの端材を使ったせいでビス打ちは大変でしたが、これはこれでOKかも♪
いかがでしたでしょうか。皆さんも是非参考にしてみてくださいね!
それではまた~!
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