どうも。ariko(@otonmediariko)です
西濃運輸の自転車輸送サービス「カンガルー自転車輸送便」を初めて使ってみたので、詳細をまとめます。自転車の配送に同サービスを検討されている方は、是非参考にしてみてください!
目次
「カンガルー自転車輸送便」とは?
スポーツ用自転車限定です
西濃運輸が提供する自転車輸送サービス「カンガルー自転車輸送便」とは、規定のサイズに梱包されたスポーツタイプの自転車を、全国へ輸送するサービスです
ここで言うスポーツタイプの自転車とは、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクのこと。『前輪、もしくは両輪を外して3辺の合計サイズが280cm未満、かつ重量30kg以内に梱包されたもの』が配送の条件です
タイヤを簡単に取り外すことができない、いわゆるママチャリと呼ばれるシティサイクルや電動自転車は、カンガルー自転車輸送便を使って配送することはできません
輪行箱が必要です
また、梱包にはダンボール製やプラスチック製、ハードケース製の輪行箱が使われていることが配送の条件となっており、薄手の輪行バッグでは配送してくれませんのでご注意ください
輪行箱なんて持ってないよ!という方も多いと思いますが、カンガルー自転車輸送便には専用の輪行箱をレンタルもしくは購入できるサービスも用意されていますのでご安心を!ちなみに、今回私もこちらの専用の輪行箱を使って梱包しました
カンガルー自転車イベント便と自転車輸送便の違い
同じく西濃運輸の自転車輸送サービスのひとつに『カンガルー自転車イベント便』というものがありますが、こちらは、日本各地で開催される自転車レースイベントと西濃運輸が提携し、イベント会場で自転車の受け取りや発送が出来るサービスです
自転車レースに出場するために会場まで自転車を配送したい方は『カンガルー自転車イベント便』、それ以外の通常の自転車配送は『カンガルー自転車輸送便』。配送の条件やサービス内容はどちらも同じになっています
実際に『カンガルー自転車輸送便』を使ってみた!
ということでここからは、私が実際にカンガルー自転車輸送便を利用して、自転車を配送した手順をご紹介していきます!
Webから申し込み
まずは申し込みから。カンガルー自転車輸送便の申し込みは西濃運輸のWebページから行うことができます
注文パターンは、自転車輸送のみの場合と、自転車輸送に加えて輪行箱をレンタルする場合、もしくは購入する場合の3つに分かれています
今回私は輪行箱を購入するパターンを選択しました。箱はグレードの違いで3種類用意されており、今回は1回きりの使い捨てのため一番安い『シンプル輪行箱』にしました
価格については、シンプル輪行箱であればレンタルするよりも購入する方が安く設定されています。おそらく回収の手間などがあるのでそうなっているのでしょう
ちなみにそれぞれ価格は以下の通りです
■購入する場合・・・シンプル輪行箱2,700円(税込)
■レンタルする場合・・・2,900円(税込)
集荷先やお届け先など、自転車の配送に関する基本情報を入力して注文を確定させます
☑支払い方法はクレジットカードのみ!
ちなみに、支払い方法はクレジットカード決済のみとなります。着払いや現金での支払いはできませんのでご注意ください!
☑どのくらいで届く?
お届け日を指定することは可能ですが、さすがに普通の荷物のように今日言って明日には届けて欲しい、なんていうスケジュールは難しいようです
私の場合、日曜日に申し込んで輪行箱が自宅に届いたのがその週の木曜日、集荷に来たのが翌日の金曜日、最終的に届け先に届いたのが翌週の月曜日、という感じでした
輪行箱を購入したりレンタルする場合には、先に輪行箱が届いてそれから集荷になるので、届けるまでに最低でも1週間くらいは見ておいたほうが良さそうです
輪行箱に自転車を梱包する
ということで、こちらが自宅に届いた『シンプル輪行箱』です!
自転車を運ぶ専用の箱というだけあって、ダンボール製ですがずっしりと重く、かなり頑丈にできている印象です。ちなみに箱の重さは5kgあります
プチプチシートが大好物なわが家の猫。大量のプチプチにかなり興奮気味です笑
底が抜けないように底面の蓋をガムテープでしっかりと固定したら、箱の組み立て完了です!
【幅151㎝×奥行35㎝×高さ81㎝】と、かなり大きな箱なので、できるだけ広めの場所で作業することをおすすめします
自転車の前輪とサドルは取り外しておきます。シンプル輪行箱は、後輪は付けたまま前輪とサドルのみ取り外すだけで箱に収納できるようになっています
車体から先に箱の中に入れます
ブルホーンハンドルにカスタムしたフレームサイズ460mmのクロスバイクが、この通りぴったり箱の中に収まりました!
ハンドルバーをかなり前方に突き出した角度に取り付けてある自転車なので、箱に収めるにはハンドルバーの角度を調整しないと無理かなと思っていましたが、すっぽり入って一安心♪
ハンドルステムからハンドルバーの先端までの距離が箱の内寸【34cm】までであれば、ハンドルバーの角度調節無しで収めることが可能なようです
空いている隙間に前輪とサドルを入れておきます。前輪と車体の間には、緩衝材として付属のダンボールを挟んでおきます
シンプル輪行箱は、中に自転車を入れても隙間はまだ結構ありますので、他にも荷物とかがある場合には一緒に入れて運んでも良さそうですね。ちなみにトータルの重量制限は30kg以内です
蓋をガムテープでしっかりと固定したら、最後に付属のPPバンドを使って箱をギュッと締め付けます
PPバンドを使った締め付け方については、説明書が付属していますのでそれを見ながらやれば初めてでも大丈夫ですよ!
ということで、無事に輪行箱に自転車を梱包することができました♪
今回使用した『シンプル輪行箱』は、西濃運輸で購入することができる輪行箱の中では一番グレードの低い輪行箱でしたが、耐久性の高そうなガッチリとした箱で、これなら安心して大切な自転車を目的地まで運べるなと感じました
組み立てや実際の梱包もとても簡単で、さすがスポーツタイプの自転車を運ぶのに特化したサービスなだけあるなという感じですね
ワンランク上の輪行箱には、上蓋と底蓋にプラスチック段ボールを採用した、より強度のある『オリジナル輪行箱(7,200円)』が用意されています。ちなみに、輪行箱をレンタルする場合もこの『オリジナル輪行箱』が使われるようです
繰り返し使いたい方はこちらの方が良いでしょうが、1回の往復輸送であれば『シンプル輪行箱』で十分でしょう
集荷してもらう
無事に輪行箱に自転車を梱包することができたら、あとは指定した日に集荷に来てくれますので、ドライバーさんに荷物を引き渡して完了です!
集荷の前日には、西濃運輸から翌日の集荷時間の連絡が入りますので、そこで時間を確認しておきましょう。ちなみに私の場合は「午後に伺います!」とだけしか教えてくれませんでした。集荷エリアや当日の物量によって詳細な時間までは分からないのかもしれません
まとめ
西濃運輸のカンガルー自転車輸送便は、申し込みから梱包、発送まで全て自宅にいながら行えてすごく手軽で便利でした
自転車を入れる専用の輪行箱も用意されていますので、自転車を初めて配送する方でも気軽に利用できるサービスですね
皆さんの参考になれば幸いです!