こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
これから初めて野球用のグローブを買おうという方のために、グローブを選ぶ際のポイントを分かりやすくご紹介します
お子さんの為にグローブを選ぶという方も、基本的には以下のポイントを踏まえて選んであげれば良いと思います
野球用グローブ選びは5つのポイントをチェックしましょう!
ポイント1.利き腕
野球では、右手でボールを投げる場合には左手に、左手でボールを投げる場合には右手にグローブをはめることになります
基本的にどちらが正しいというものはありませんので、ボールを投げやすい方の手で決めれば良いでしょう
ただし、野球では左手で投げる(右手にグローブをはめる)場合に、動作上不利になるポジションがあることを知っておいたほうが良いでしょう
サード、ショート、セカンド、これらのポジションは、左投げだと補給してから一塁へ送球するまでに一度反転する必要が出てくるので、左投げの選手には向きません。また、送球の時にバッターが邪魔になるという理由で、キャッチャーも左投げは向きません
お子さんがどうしてもやりたい(やらせたい)ポジションがある!という場合であれば、なるべく早い段階でそのポジションに合った利き腕にするのが良いでしょう
ポジション別利き腕の適正度
☑右投げ有利:サード、ショート、セカンド、キャッチャー
☑左投げ有利:ピッチャー
☑どちらでもOK:ファースト、外野
ポイント2.硬式用・軟式用
野球のグローブには硬式用グローブと軟式用グローブがあります。形や大きさはそれぞれ同じですが、グローブに使われている革の材質が異なります
当然、硬式用グローブの方が軟式用グローブに比べて革は厚く、グロブ自体の重さも硬式用グローブの方が重たくなります
また、同じグレードのモデルを比較すると硬式用グローブの方が価格が高くなるのが一般的です
もちろん、硬式用グローブを軟式野球で使ったり、軟式用グローブを硬式野球で使ったりすることはできますが、ボールの適正に合わせてそれぞれ作られているのであまりおすすめはしません
硬式球を軟式グローブで捕ると当然手が痛いですし、革が硬くて重い硬式用グローブで軟式球を扱うとミスしやすくなります
初めてグローブを購入するという方は、扱うボールに合わせて選ぶグローブを決めましょう
硬式用・軟式用のグローブの違い
☑硬式用グローブは重くて革が厚くて硬い
☑軟式用グローブは軽くて革が薄くて柔らかい
☑硬式用グローブの方が価格が高い
ポイント3.ポジション
野球のグローブは、守るポジションによってそれぞれ形や大きさが違います。野球にはポジションごとに役割があり、そこでのプレーがよりしやすいように工夫されて作られています
ポジション以外のグローブは他では使えないという訳ではありませんが、ポジションに合わないグローブではミスする確率は確実に上がってしまうでしょう
分かりやすいところで言えば、キャッチャーやファーストが使うミットです。キャッチャーミットは、ピッチャーからの速いボールを捕っても痛くないように革の中に分厚いクッションが入っていたり、補給機会の多いファーストが使うファーストミットは他よりも大きいのが特徴です
他にもピッチャー用、サード用、ショートセカンド用、外野手用など、それぞれポジションごとの守備機会の特性に合わせて、グローブの形や大きさが考えて作られています
ポジション別グローブの特徴
☑ピッチャー用
- ウェッブが大きい
- 人差し指カバーが付いている
- ポケットはやや広く深め
☑キャッチャーミット
- 分厚いクッション
- 全体的に丸みを帯びたフォルム
- 大きい捕球面、小さいウェッブ
☑ファーストミット
- 縦長で大きい
- ポケットが広く深い
- 親指とその他の指で挟みとる形
☑セカンド用
- ポケットが浅い
- 全ポジションの中で一番小さいサイズ
☑サード用
- ポケットが深い
- セカンドショートより一回り大きい
☑ショート用
- 内野手オールラウンドタイプ
- セカンド兼用としても使用可
☑外野用
- 縦長で内野用に比べ大きい
- ポケットが広く深い
ポイント4.必ず手にはめてみる
利き腕、硬式軟式、ポジション、ここまでのポイントを踏まえた上で、では実際にグローブを選ぼうとした場合に必ずやって欲しいことがこの、実際に手にはめてみる、ということです
全く同じモデルのグローブでも、手にはめてみると微妙に感触が違うのが実感できるはずです。指を入れた感じやグローブを握る感覚など、ほんのわずかな違いかもしれませんが、直感的に自分に合う合わないが分かります
実はこの、実際に手にはめたときのフィーリングこそがグローブ選びにとって最も重要、と言っても過言ではありません
メーカー、色、形、材質、グローブを構成する要素はいろいろありますが、手にはめたときのフィーリングを最優先にすると良いでしょう
指を入れた時に適度な密着感があること、手の甲にあたるベルトの部分に圧迫感がないこと、無理なく開閉できる形であること、などをポイントに自分にとって一番”しっくりくる”グローブを選びましょう
お子さんの場合でも同じです。どうせすぐに小さくなるから、と言って大きめのグローブを選ぶのは絶対に止めましょう
手にはめた時のチェックポイント
☑指が遊ばない程度に密着しているか
☑ベルトに圧迫感がないか
☑開閉する際に違和感がないか
ポイント5.グローブ愛
私は小学校から野球を始めて、アラフォーおっさんになった現在も草野球チームに所属して野球を続けています。かれこれ30年ちかく野球に携わってきた私ですが、経験上間違いなく言えることが一つあります。それは
「野球が上手な人ほど道具を大切に使っている」
ということです
イチロー選手の野球道具に対する扱い方は有名な話ですね。イチロー選手は自分のグローブを、感覚が変わってしまうから、という理由で他人には決して触らせないようにしているそうです
グローブを選ぶときは、これから先自分にとっての言わば相棒選びのようなものです。出会った時に「こいつだ!」といった感じで、一目惚れではありませんが最初からグローブ愛を感じることができるようなグローブが理想です
たくさんグローブがあってどれを選んでいいか分からない、というような時でも、いろいろ探していけばきっとズキューーーン!とくるグローブが見つかるはずです
そこからはあなたとグローブとのお付き合い開始です。グローブ愛をもって大切にお付き合いしていきましょう
最後の決め手は一目惚れ?
☑出会った時の「こいつだ!」という感覚が大切
☑迷っても探せばきっと見つかる
☑グローブ愛で野球がもっと上手くなる!
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お手入れセットもあると良いですね!
手入れ後は型崩れ防止のために必ず保型ベルトで保護しましょう!