こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
日本ハムファイターズの優勝で幕を閉じた今シーズンのプロ野球。第7戦までいけば、大谷選手と黒田選手の投げ合いが見れたかもしれないだけにちょっと残念
とにかく今シーズンのプロ野球は大谷選手の話題で持ちきりだった気がします。ただシーズン前半の活躍で忘れてならないのが、楽天にドラフト1位で入団したオコエ瑠偉選手ですね
その類まれなる身体能力を武器に甲子園で大活躍したオコエ選手が、プロの世界に入って果たしてどれだけ活躍してくれるのか、多くのファンが期待していました
目次
オコエ瑠偉の2016年シーズン
シーズン前のオコエフィーバー
ちなみにオコエ選手の名前が全国的に広く知れ渡ったのは、オコエ選手が高校3年生の時に出場した2015年夏の甲子園から。高校生離れした高い身体能力に加え「ナイジェリア人の父を持つ」という珍しさもあって、徐々に注目されるようになりました
甲子園で見せた背走しながら大飛球を捕球する超ファインプレーや、準々決勝の土壇場でチームを初の4強入りに導く決勝2ランなどは、今も強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか。個人的には、1塁内野安打を一気に2塁打にしちゃったシーンには正直度肝を抜かれました!
走攻守どれをとっても超高校級のオコエ選手は、ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに指名され、晴れてプロ野球選手になりました。ちなみに契約金は何と8000万円!すげー!
キャンプでは高い意識と吸収力で短期間で急成長を遂げ、まずはファームでしっかりと力をつけて1軍での起用は2~3年後から、というチームの当初の計画をあっさり覆し、高卒ルーキーながら見事開幕一軍ベンチ入りを果たしました
スポーツニュースや紙面ではオコエ選手の名前を見ない日はないくらいの盛り上がりを見せ、シーズン中の活躍が大いに期待されました
前半は大活躍!
いざシーズン開幕。さすがに開幕直後は主に代走や守備固めの出場機会のみで、なかなか結果も残せないまますぐに2軍に落とされてしまいましたが、持ち前の高い意識と吸収力で2軍でしっかりと結果を残したオコエ選手は再び1軍に昇格
スタメン起用された5月31日の阪神戦でいきなり2安打を放つと、翌6月1日の同カードでプロ初長打となる二塁打と初打点をマーク。6月12日の広島戦からは打順も1番に昇格し、18日のDeNA戦ではドラフト1位対決となったサウスポーの今永昇太投手から待望の初アーチも放ちました
「いや本当に『何も言えねえ』です!」初のお立ち台で飛び出した言葉はファンの心をがっちり掴み、今後の活躍を確信させるナイスな名言?でしたね。まさにオコエフィーバー全開です!
後半は失速…
しかし、打率は思うように上がってこず、8月には再び2軍落ちすることになります。やはり1軍のピッチャーが投げるストレートの威力や変化球のキレには、スーパールーキーでも対応するのは大変なんですね
ルーキーイヤーの選手は必ずと言っていいほどこの、1軍と2軍のピッチャーの違い、を口にし打つのに苦労しますね。やはりそれほど1軍で活躍するピッチャーってのはスゴい球を投げるのでしょう
残念ながらオコエ選手は、それから1軍には上がれず結局そのままシーズンを終えることになりました
2016年のオコエ選手の1軍での通算の成績は、51試合に出場し、打率1割8分5厘、1本塁打、6打点。シーズン前半に見せた活躍からすると、かなり残念な結果でした
オコエ瑠偉2016年シーズンの自己採点
前半の大活躍と後半の失速、ファンからすると期待がどんどん膨らんできただけに、余計に残念でがっかり感が否めない、そんなシーズンだったのではないでしょうか
そのことは本人が一番分ってて、さぞかし悔しい思いをしていることでしょう。と思いきや、実はオコエ選手は今シーズンを全く違った見方で振り返っているのです
先日、とある番組の企画でオコエ選手は、同じく2016年にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した平沢大河選手と対談しました
二人は同い年で共に甲子園を沸かしたヒーロー。高校日本代表でも同じチームメンバーとして戦っており、プライベートでも仲が良いようです
高すぎる自己採点
その番組内で、今シーズンを振り返って自己採点をするなら何点?という質問に二人が答えるシーンがありました
その時出したオコエ選手の答えがあまりにも意外でした。何とオコエ選手は、2016年シーズンの自己採点を100点と答えたのです!しかも自信満々に!最初これを見た時、私は「オコエ、目標低すぎじゃね?!」そう感じました
恐らく私以外にも見ている人の大半は、打率1割8分5厘の成績で自己採点100点を付けちゃう選手ってどうなのよ?そう感じたのではないでしょうか
しかし、続けてオコエ選手が語った、その100点を付けた理由が「なるほど確かにその通りだなー!」というものでした
やるべきことをやっているという自負
オコエ選手曰く「これは結果に対しての点数ではない。自分がやるべきことをしっかりやれたから100点なんです。その中で次に自分がやらなければならないことも分かった。1年目のシーズンとしての過ごし方としては100点でした!」と
オコエ、なかなかやるじゃん(;゚∀゚)!
1年間を通して自分自身がやってきた努力に対し自信を持って100点を付けられる、これって中々できることじゃありません
その映像では、オコエ選手が本当に自信満々で「100点です!」と言い放っています。自分にウソを付くことなくしっかりとやるべきことをやってきた、という自負があるからこその点数なのです
開幕前の大フィーバー、前半の大活躍、それからの2軍生活、周りの環境は変わってもしっかりと自分自信がやるべきことを見失わずにスーズンを通して実践できたという自負
「こりゃ近い将来必ず日本を代表するプレイヤーになるな」オコエ選手の言葉にはそう確信させる力強いものがありました
今年も残すところあと僅か。皆さんは2016年の自分を振り返って、自信を持って100点をつけることができるだけの自負はあるでしょうか。私はというと…、65点くらい?
(/。\) ハズカシイ
ちなみに、一緒に出演してた平沢選手の自己採点も65点。点数を書いたフリップを出す順番がオコエ選手の後だったので、平沢選手はかなり出しづらかったんじゃないかなw
※自己採点のシーンは16分15秒あたりから
以上、オコエ瑠偉の2016年シーズン個人成績の自己採点とその理由が深すぎるという話でした
ではまた!
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