こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
先日、元同僚と食事する機会がありまして、今回はその時の話をそこで感じた何とも言えない感情も添えて書き連ねたいと思います
結果、現在転職を考えている方にとって何かのお役に立てれば幸いです
元同僚の変わりっぷりはなかなか衝撃的でした。。
会社をあっさり辞めた彼
2つ年下だったその元同僚は、私が入社2年目の時に同じく新卒で入ってきて、その後彼がその会社を辞めるまでの間、5年ほど同じ部署で働きました
私をとても慕ってくれていた後輩だったので、彼が会社を辞めると知った時は、とても残念でなりませんでした。それと同時に、会社を辞めるという彼の決断が、その時は全く理解できませんでした
お互い職種は営業、常に数字の責任を果たすのには苦労しましたが、当時はそれなりに業績が良かった会社だったので、やれば相応の見返りはもらえました。同年代のサラリーマンと比べれば、遥かに多くの収入をもらっていたはずです
にも関わらず、彼は次の転職先も決まらないまま、会社をあっさりと辞めてしまい、以前から興味があったというWebマーケティングの勉強を独学で始めました
確かにもともと理系で、他の社員に比べればパソコンにちょっと詳しい彼でしたが、私にはあまりにも無謀な決断に思えて、彼の将来を本気で心配したことをおぼえています
その後彼の行末は常に気になってはいたものの、時とともに互いに連絡を取り合うことも徐々に減っていき、遂にはここ1年間くらい全く連絡を取ることも無くなっていました
久しぶりの連絡
そして先日、久しぶりに彼から連絡が入り一緒に食事をすることになりました。かれこれ1年ぶりの連絡、何か特別の理由でもない限り、このままいけば間違いなく年賀状だけの付き合いになってしまっていたはずです
「仕事の話かな?」直感的に私はそう感じました。なぜなら最後に彼と連絡を取った時、件の会社を既に辞めていた私は次の会社で人事を任されており、彼にその会社への入社を勧めていたからです
その時は返事も曖昧なまま流れてしまったのですが、ここにきて彼の状況に変化があって例の話が必要になった、そう思ったのです
結婚したことや子供ができたことは風の便りで聞いていましたので、彼も色々と大変なんだろうな、そんな事を思いながらいざ当日を迎えました
再会
その日彼は私が当然お酒が入るだろうことを見越して、わざわざ自宅まで車で迎えに来てくれました(彼は昔から1滴もお酒を飲めません)
数年ぶりに再会した彼は、以前と全く変わらない人懐っこそうな笑顔で私を「先輩」として迎えてくれました。お店に向かうまでの車中、他愛もない世間話しをしながら、私も昔の感覚を取り戻そうとするのですがどうもうまくいきません
その理由は、彼が乗ってきた車にあります。その車は1台の価格がサラリーマンの平均年収をゆうに超える高級車だったからです
「すげー!めちゃくちゃ良い車じゃん!」昔なら素直に言えたであろうその言葉が、何故かなかなか口に出てきません。言いたいのに、いろいろ聞きたいのに、それを口に出してしまったら負けな気がして、あえてそこには触れません。昔のようなくだらない話をしようと必至に取り繕うものの、普段あまり馴染みのない硬めの本革シートが、私のそわつく心を助長させます
何度か訪れたことのある焼肉店でしたが、店につくまでの時間がいつもより少しだけ長く感じました
意外な一言
明るい店内であらためて数年ぶりに会った彼を見ると、以前よりも一回り体が大きくなっていることに気づきました。お腹が出てきたとか体がたるんでしまったとかいうよくある中年太りのソレではなく、明らかに鍛えて大きくなった上半身になっていました
聞くとやはり定期的にジムに行って体を鍛えているとのことでした。昔はどちらかと言えばちょい太めだった彼ですが、体格が良くなり体がデカくなっても以前より引き締まったせいですごく痩せて見えます
お酒も入り(私だけw)、ようやく昔のような感覚に戻ってきたところで、恐らく今日の本題と思わしき話の流れに持ち込もうとする質問がきました
「〇〇さん、今って仕事忙しいですか?」
はいはい、やっぱりその話か。最後に連絡した時に私が彼にした仕事の話です。ただし、残念ながら現在は私の方の状況が変わってしまっており、彼にその話を勧めることはできなくなってしまいました
あの話ならごめんもう難しいよ、そう言おうとした次の瞬間、彼の口から意外な言葉が発せられました
「もしよければうちの会社を手伝ってくれませんか?」
( ゚д゚)エッ?ナンテ?
得意分野で大ブレイク!
そこからは、堰を切ったように私がそれまで溜め込んでいた言いたかったこと、聞きたかったこと、質問の嵐でしたw
どうしてあんなにあっさりと会社を辞められたのか?会社を辞めてから何をしていたのか?今どんな仕事をしているのか?結婚したそうだけど奥さんとはうまくやっているのか?美人なのか?子供は可愛いか?何であんな良い車に乗れているのか?え?家も買ったってか?生意気だぞ(#゚Д゚)ゴルァ!!
結局最後の一言が私としては一番言いたかったことでしたが、こんな感じでこれまで気になっていたことを彼に全て聞くことで、ようやく話が見えてきました
彼は新卒で入った例の会社の仕事が、当時、嫌で嫌で仕方がなかったそうです。働くってこんなにも楽しくないことなのか、いつもそう思いながらそれでも「仕事だから」という言い訳を自分に言い聞かせながら続けていたそうです
辞めたきっかけは特に無かったそうですが、今思えばよく5年も我慢していたな、と。バカですね、と口ではそう言っていたものの、後悔はしていない感じでした
しばらくして、とある人脈から運良く再就職が決まった彼は、その会社で独学で身につけたWebマーケティングのスキルを駆使し大ブレイクを果たすことになります
相当ニッチな商品を扱う小さな製造メーカーでしたが、その技術力は当時から高いものがあり、彼が入社後、それまでほとんど活用できていなかったネット通販に販路を見出したところそれが大ハマリしたそうです
現在彼はその会社で役員を任されており、社内では次期社長候補とまで言われているとのこと。そして今回、会社の急速な成長に伴う人材不足を補うために、私に声をかけてみよう、となったのです
自分の強みと適正
私が考えていたことと全く逆の話の展開に、正直驚きを隠せませんでした。たった数年で人はここまでブレイクできるものなのかと
私の知っている彼は、真面目で人当たりがすごく良いのですが、営業成績はあまりぱっとしない、どちらかと言えば仕事ができる方ではありませんでした
しかしそれはごくごく限られた仕事内容、決まったモノをどれだけたくさん売ってくることができるか、という競争の中だけの話です
陸上競技にはたくさんの種目があって、足が速い人、高く飛べる人、遠くに投げられる人、いろんな得意分野の人がいるように、仕事にも人によって向き不向きがあって当然です
彼は自分の競技種目を間違えて選択していただけだったのです。自分は本来やり投げの選手なのにもかかわらず、ずっと短距離種目で勝負してたって、そりゃ勝てるわけがありません
陸上では専門のコーチがいて選手の適性に合わせて選択する種目についてアドバイスしてくれますが、仕事は自分で判断するほかありません
運悪く自分の適性に合わない会社に入ってしまっても、「仕事だから仕方ない」という謎の言い訳を自分にする必要は全く無いのです。後で思えばしがみついていた自分がきっと馬鹿らしく思えることでしょう。5年も我慢し続けた彼が「バカでした」と過去の自分を振り返ったように
ブログってすごいね♪
ちなみに、再就職した会社で大ブレイクを果たした彼、いったいどれくらいの収入があるのか気になった私は、ぶっちゃけ聞いてみたところ、実は本業では前にいた会社とほとんど変わらないくらいなのだとか
ウソつけコノヤロー!じゃあ何であんな良い車に乗れるんだよ!しかも一軒家に美人の奥さんまで!(奥さんは関係ない)
その理由は、彼がやってるブログでの副収入が車と家のローンが余裕でまかなえるくらいにあるのだそうで
マジで?!ヮ(゚д゚)ォ!
数年前に趣味で始めたブログをコツコツ続けていた結果、今では立派な財産として彼の生活をめちゃくちゃ潤していたのです
早く始めて長く続ける、ブログの鉄則ですね。くそー、何でそれをもっと早く私に教えてくれなかったんだ!
うらやましいぞ(#゚Д゚)ゴルァ!!
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グッドポイント診断で強みを知ろう!
以上でこの話は終わりなんですが、実はもう一つお伝えしたいことがありまして、それがグッドポイント診断です
自分の適正に合った会社を判断するには、まず自分自身の強みを知ることが大切です。その強みを知るための便利なツールがこのグッドポイント診断です
グッドポイント診断は、転職支援サイトの最大手リクナビNEXTが提供してる無料の強み診断サービスです。そう、このサービスなんと無料で使えるんです!
簡単な質問に答えていくだけで自分自身のグッドポイント(強み)を診断してくれます。テンポよく回答していけば15分~20分もあれば終わるでしょう
最終的にあなたの強みを5つのポイントに絞って詳細に解説してくれます。私も実際に使ってみましたが、あらためて自分自身の強みを見直す良いきっかけになりました。あと、すごく褒められてる気がしてかなり嬉しい♪
以上、適職診断は大切だよ、あとブログは早く始めて長く続けてると良い車と一軒家が買えるくらい稼げるよ、っていうお話でした
それではまた!
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