こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
ご飯には必ずと言っていいほど味噌汁がついてくる我が家の食卓。理由は私が大好きだから
まず味噌汁を一口すすってから食事スタートがルーチンの私。一方子供たちは一向に味噌汁に手をつけようとしません。理由は熱いから
味噌汁はあったかいうちに飲まないと美味しくないのに…。どうして子供は猫舌なんでしょうか?そもそも猫舌の人とそうでない人の違いは何なんでしょう?
ということで今回は、子供たちに味噌汁をあったかいうちに美味しく飲んでもらえるよう猫舌を治すにはどうしたら良いかについて、いろいろ調べてみることにします!
猫舌についていろいろ調べてみました
熱さを感じる舌の場所
人間の舌には先端にいくほど温度に対して敏感で、逆に真ん中から奥にかけてはそれほど敏感でなくなるという特徴があります。温度を感じる温点が舌の先端に集中していることがその理由です
この舌の特徴に個人差はほとんどなく皆共通してこのような特徴があります
先っちょが敏感っていうのは何となく分かる気がしますね
ちなみに味覚に関してはどうなんでしょう?
「舌の場所で感じる味覚が違う」は間違い?!
甘味や苦味、酸味といった味覚は舌の場所によって感じやすい場所とそうでない場所がある、これって実は間違いだってご存知だったでしょうか
この「舌の味覚分布図ある説」は何の根拠もない大嘘だったということが、もう20年以上も前に医学的に証明されています
単なる気のせいだったんですね (/・ω・)/
大人と子供で違いはある?
話しを猫舌に戻しまして。では、舌で感じる熱さの感じ方については大人と子供で違いはあるのでしょうか?
味噌汁で言うと、同じ温度の味噌汁を飲んでも私は割りとヘーキで飲めるのに対して、息子たちは熱くて飲めない。これって子供の舌の方が大人よりも熱を感じやすいからこういうことになるのではないでしょうか
これについても答えはNO
組織学的な検査を行っても、舌の組織の厚さや薄さ、神経の多さや少なさなどに、個体差はほとんどないとされています
出典:http://news.mynavi.jp/
舌の先ほど熱に対して敏感でこれは皆共通した舌の特徴。大人と子供でもそれは同じで感じ方に差があるというわけでもない
では一体なぜ子供は猫舌なのでしょうか?
猫の水の飲み方
ヒントは元祖猫舌、猫の水の飲み方にありました
まずはこちらの動画をご覧ください
かわいい猫ちゃんが舌を上手に使って水飲んでます。猫は舌の先っちょを水につけて舌で水をすくうようにして飲むんですね
熱に敏感な舌の先っちょを使って水を飲む猫、そりゃー熱いものを飲もうと思うと厳しいでしょうね
人間も同じで、熱に敏感な舌の先っちょが熱いものに触れれば誰だって熱いと感じます
そうならないようにするには、舌の先っちょをすぼめたり下の歯の裏に隠したりしてうまく熱いものに触れないようにします。この舌の使い方は無意識のうちに自然とやっていることです
子供が猫舌な理由
熱いものを食べたり飲んだりする時に反射的にするこの舌の先をすぼめる動き、これは成長していく過程で自然と覚えていくもの
当然ですが大人に比べてまだ食事の回数が少ない子供。舌の使い方に慣れていないため舌の先っちょが熱いものに触れてしまいやすいのも無理はありません
子供が猫舌な理由、それは舌の使い方に問題があったんですね
しかも正確に言うなら、動物はみんな猫舌で舌の使い方に慣れると熱いものでも食べられるようになる、ということでしょう
大人でも猫舌な人は、小さい時から熱いものをあまり食べずにいたせいで熱いものを食べる時の舌の動きに慣れていないからなんですね
猫舌は必ずしも治さなければならないものではありませんが、料理には一番美味しく食べられる温度帯があるのも事実
子供たちがあったかい味噌汁を美味しく飲めるようになるには、普段からあったかい料理で舌の動きを慣れさせるしかなさそうです
「舌をこうしてこうしながらこうやってズズズっと」
無意識でやってることを教えようと思ってもハッキリ言って無理です ( ゚д゚)ポカーン
ではまた