こんにちは!!
ariko(@otonmediariko)です。
訳あってシングルファザーやってます。現在は、小学生の男の子2人と猫2匹と一緒に毎日すったもんだしながら楽しくやってます♪
「よその子とゴーヤは育つのが早い」博多華丸・大吉さんの漫才のネタにありましたが、よその子に負けず劣らず我が家の息子たちもスゲー育ってます。長男に至っては、小学3年生にして既に私より毎日ごはん食べてます…
子どもの成長をはかるうえで欠かせないのが健康診断。小学校では毎年4月に健康診断があります。毎回、子どもたちが去年よりどれだけ成長しているか結果が楽しみです♪
その健康診断、来年度2016年4月から内容が一部変更されるようで。今回は、小学校の健康診断についてお届けします。
健康診断の検査項目
私(1978年生まれ)が小学生の頃には、みんな一同に体育館に集められてそれぞれの項目を一斉に計っていました。非日常のイベント感があってワクワクしながら受けてた記憶があります。
いろいろな思いを持った方がいらっしゃるので、みんな一斉に、とか今は難しいでしょうね。皆さんも健康診断にはいろいろな思い出があるのではないでしょうか。
ちなみに、小学校、中学校、高校の健康診断でこれまで検査されてきた項目はこのようになっています。
この健康診断は、学校保健安全法という法律によって毎年決められた時期に実施するよう、設置者や教育委員会に義務づけられています。
国中のほぼすべての子どもたちのこれだけの身体データを毎年測定する日本の健康診断は、世界的にもほとんど例がない取り組みです。
このほかに2002年までは、色を見分けるための能力を調べる色覚検査が行われていました。カラフルなドット絵の中に、どんな数字が隠れているかを言い当てるというものです。
色覚異常の人は、緑色が茶色に見えたり、灰色と赤の区別がつきにくかったりと、生まれつき色の見え方が通常の人とは違っていて、この検査によって調べることができます。
小学校などで受けた記憶のある人も多いかと思いますが、いじめや偏見につながる恐れがあるということから2003(平成15)年度から廃止されました。
ただ、廃止されてからは色覚異常があることに気が付かないまま社会人になる者が増えてきたという指摘があり、現在は希望者のみ色覚検査が受けられるようになっています。
2016年度から廃止される項目
2016年4月からの健康診断では「座高」と「寄生虫卵検査」が廃止されます。
・座高の検査
座高は、1937(昭和12)年度から検査項目に加わりました。当時は内臓が発達していれば健康だと思われていて、座高が高ければ内臓が発達していると考えられたことから始まったといわれています。
ただ、座高と健康管理の関係性は証明しづらく、座高のデータを活用した研究も実際には少ないことが以前から指摘されていました。
また、座高を低く見せようとして子どもたちが背中を丸めたりして、測定に時間がかかるという批判が学校関係者の間で多かったこともあり、ようやく廃止になりました。
同じような経緯で廃止になった例としては、1995(平成7)年度からなくなった「胸囲」測定があります。
・寄生虫卵検査
寄生虫卵検査は1958(昭和33)年度から始まりました。当時の子どもたちの寄生虫発見率は約3割でしたが、水洗トイレの普及など衛生環境の改善により現在の発見率は1%未満に低下しているため、廃止することになりました。
つい先日、あのキューピーちゃんが書かれた検査セロファンで我が子の検査したとこです。
このキューピーちゃんに名前があるってご存知でしたか?
丸輪太郎は、日本寄生虫予防会(旧・財団法人日本寄生虫予防協会)の各支部(道府県単位)において配布される「ウスイ式ぎょう虫検査・セロファン2回採卵式」(三共の駆虫薬・ポキールのための販促品)の説明書に登場する架空の人物である。
丸輪太郎っ!!
2016年度から追加される項目
2016年4月から新たに「運動器検診」が追加されます。
・運動器検診とは
「四肢の形態及び発育並びに運動器の機能の状態」を観察するもので、まっすぐ立っていられない、和式トイレなどにしゃがめないなど運動不足が原因で筋肉・関節・骨などの発達に問題があると思われる子どもが増えたことに対応するのが狙いです。
また運動不足だけでなく、野球やサッカーなど過度に特定のスポーツばかりしてきたことなどに起因する障害なども調べることにしています。
具体的には、家庭で書く保健調査票などをもとに学級担任・体育教諭・養護教諭などが判断して、医師が検査するというものです。
うちでも我が子が学校からこんなお便りを持って帰ってきました。
チェックの方法が書かれているんですが、文字が潰れて読めないところが…ま、絵に書いてあるような異常は無いです
あとがき
そもそも国がやってることなんで、無駄なこと、惰性でやってることもいっぱいあるでしょう。座高検査なんて意味ない、何十年と言われ続けてようやく廃止されるくらいですから。
子どもの健やかな成長は最終的には親である私たちが全ての責任を負っている、という覚悟を持って、今後も学校とのうまいつきあい方を選択していきたいですね
この記事を読んだ方はこちらもチェック!
・将来の夢がYouTuber?!小学生の息子に何がそんなに面白いのか聞いてみた
・Youtuberに憧れる小学生の息子からブログ運営について考えさせられる質問をされた話
・【キッズ】通学用の靴なら断然「ナイキ ダイナモ フリー」がおすすめ!!