どうも。ariko(@otonmediariko)です
猫のケージを木製で手作りしてみました。思い切ってかなりの広々サイズで作ったので、我が家の猫ちゃんたちも大喜び♪使った材料とか、作り方とか紹介します!
目次
猫ケージを手作りしようと思ったわけ
当初、市販の猫ケージをいろいろと物色していたのですが、どれも大きさ的に「この中に猫を閉じ込めるのはちょっとかわいそう。。」という感じのサイズのものばかり
1匹ならまだしも、暴れん坊な我が家の2匹の猫ちゃんたち、そんな狭いケージに入れらた日には2匹ともきっとストレスで発狂しちゃうことでしょう
しかも、市販のケージはそんな大きさの割にどれも結構な値段がするので、それなら自分で作ったほうが絶対に良い!ってことで今回DIYすることにしました
手作りなら置き場所に合わせてサイズを自由に決めることができますし、材料費だけなら市販のものよりも安く作ることができるはず!
木製猫ケージの作り方
ケージの置き場所を確保する
『猫ちゃんたちが中に入ってもストレスがたまらないできるだけ広々としたケージ』というのが今回のケージ作りの最大のテーマ
ということで、家の中でケージを置く場所をいろいろ検討した結果、こちらの場所に決定しました!
まさかの床の間!!!笑
床の間と言っても、正確には元床の間だったスペース。以前、別の和室を洋室にリフォームした際に、ついでにということでこの和室も床の間だけフローリングの床にリフォームしてもらいました
前はこの場所にパソコンデスクを置いて作業スペースとして使っていましたが、今は別の部屋に移動したのでこの場所はずっと使っていませんでした
ここなら大きさ的にも十分!天井も高さいっぱいまで使って、広々とした猫ケージを作ることができるはずです♪
手前に壁を作ってスペースごと猫ケージにする!
そして今回は、この場所を最大限広く活用するために、手前にだけ壁を作ってこのスペースごと猫ケージにしてしまうという作戦でいこうと思います!
普通は天井と床、そして四方を囲ってケージを作るのが一般的ですが、この作戦の場合手前に壁を作るだけ、床も天井も三方の壁もそのまま使えるので作る手間が大幅に軽減できます
材料費もその分安く済みますし、取り外しできるようにすれば将来的に元のスペースに戻して使うことも可能です♪
材料
■壁枠
・上:1×4材(1745mm×2本、1245mm×2本)
・下:1×4材(1710mm×2本、750mm×3本)
■メッシュパネル
・1800mm×900mm×1枚
・1800mm×450mm×1枚
■コンパネ
・1710mm×750mm×1枚
※1110幅(壁板用)と600幅(扉用)に切り分けて使います
■ドア用部品
・蝶番
・マグネット
・カギ
■その他
・ネジフック
・結束バンド
材料はこんな感じ。トータルで12,000円くらいでした
1×4材を使って上下ふたつの壁枠を作り、上にはメッシュパネル、下にはコンパネを貼って壁を作ります。壁枠自体は上下で分離できるようにして、それぞれ壁枠ごと取り外せるようにする予定です
壁枠を作る
まずは上の壁枠作りから。4本の1×4材で作った壁枠をはめ込みます
腰壁の段差に壁枠が乗っかるようにぴったりサイズで作りました
壁枠の上辺には、このようにネジフックを等間隔に差し込んでおきます。このネジフックにメッシュパネルを引っ掛けて固定します
当初、U字型の釘を使ってメッシュパネルを壁枠に打ち付けて固定しようかと考えていましたが、それだと取り外すのに苦労するのと、作業の手間を考えこの方法を選択しました
メッシュパネルを取り付ける
ネジフックに引っ掛けるだけなので取り付けはすご~く簡単です♪
横とか角は、ところどころこのようにネジフックと結束バンドを使ってメッシュパネルを固定しました
ナイロン製の結束バンドは細くても強度はバッチリ!全く問題なさそうです。取り外したいときはハサミで切ってしまえばOKです。1本5円くらい、結束バンドすごく使えます!
2枚のメッシュパネル同士も、結束バンドを使ってつなぎ合わせています。締め込んで余った結束バンドはハサミで切っておきましょう
壁板を貼る
上と同じように下にも壁枠を作ったら、切り分けたコンパネのうちまずは壁板用のコンパネを壁枠にネジ止めします。コンパネは安いのでDIYの材料として何かと重宝しますね
ちなみにコンパネを室内で使う場合には、ホルムアルデヒドの放散基準値を表す「F☆☆☆☆」の合板を選ぶようにしましょう
扉を取り付ける
扉用に切り分けておいたコンパネに蝶番を取り付けて壁枠に固定します
端材で作った取っ手を取り付けて、扉をピタッと開け締めできるようにマグネットも取り付けました
マグネットだけだと不安だったので、鍵も。これで猫ちゃんが体当たりしてきても扉は開きません!
うん、いい感じ♪
当初イメージしてた通りのものが出来上がりました!
壁板に色を塗ろうかとも考えましたが、木目の感じが意外とこのままでも良さそうなのでしばらくはこれで使うことにします
キャットウォークを作る
最後に、適当な端材や板を使ってケージの中にキャットウォークを作りました。2匹いるのでとりあえずそれぞれの居場所として。板の固定にはL字の棚受け金具を使いました
まだまだスペースはあるので、将来的にはもっと猫ちゃんたちが楽しめるようなキャットウォークを増設したいですね♪
広々快適な木製猫ケージの完成♪
ということで、手作り猫ケージの完成でーす!
早速、猫ちゃんたちがケージの中に入ってます♪
(ΦωΦ)「なかなか快適だにゃ♪」
メッシュパネルについて
メッシュパネルは100均でも売ってますが、サイズが小さいので大きなケージを作ろうと思うと複数枚をつなぎ合わせる必要があります。そうなると見た目が微妙なのと、強度的に弱くなるので、今回は大きなメッシュパネルを使うことにしました
メッシュパネルを固定する方法はいくつかありますが、結束バンドを使うと作業が楽でしっかりと強度がでるのでおすすめです
ネジフックを付けた木材に結束バンドでメッシュパネルを固定する、この方法は他の木製ケージ作りにも使えると思いますので、是非参考にしてみてくださいね!
今回使ったメッシュパネルはアイリスオーヤマ製。いろいろなサイズがあって使い勝手いいですよ♪
今回使ったアイテムはこちら!
追記①
キャットウォークを追加で取り付けました。すごくいい感じです♪
【関連記事】DIYでキャットウォーク作るの楽しすぎ♪ワクワクが止まんねぇ!
追記②
更にいろいろと手を加えていったら、動物園みたいな小屋になりました!
【関連記事】猫の小屋を手作りしたらほぼ動物園な件
追記③
メッシュパネルをカットして小さな扉を作ってみました!
【関連記事】メッシュパネルに小さな扉を付ける(猫の餌やり用)