焼いてから切る?切ってから焼く?
長年の疑問を解決します!
どうも。ariko(@otonmediariko)です
焼肉屋さんに行くと、肉を掴むためのトングや菜箸と一緒にハサミが置いてある場合があります。特に韓国式のお店だと必ずと言っていいほどありますね
大きいお肉を切り分けるために置いてあるのですが、これっていつ使うのが正しいか皆さんご存知でしょうか?
目次
焼く前に切る?焼いてから切る?
結局焼いて食べるんだし、そんなのどっちでも一緒じゃね? そう思っている方は間違いなく人生を損してます
焼肉は、切ってから焼いて食べるのと、焼いた後に切って食べるのとでは、味が全然違ってきます。どうして同じ肉なのに切るタイミングで味が違ってくるのか、その答えは肉汁にあります
肉を焼く前に切ってしまうと、カットした分だけ表面積も増えてしまうので、焼いている最中にそこから肉汁がどんどん出ていってしまいます。先に焼いてから切ることで、肉汁をしっかり中に閉じ込めた美味しい焼肉が食べられるというわけです
より美味しい焼肉を食べたい場合は、いかに肉の中に肉汁を閉じ込めたまま焼くことができるかどうかがポイントなのです
家でも焼いてから切る!
家で焼肉をする場合でも当然同じで、焼く前に切るよりも焼いてから切ったほうがよりおいしい焼肉を食べることができます
ただし、普通のスーパーなどで売っている焼肉用の肉は、大抵、既に食べやすい一口大の大きさに切り分けられていることがほとんど。焼肉店で出てくるようなかたまりの肉を手に入れることは難しいですよね
そんな時おすすめなのがコストコの肉!さすがお肉大好きアメリカの店なだけあって、肉をおいしく食べるにはでかい肉を焼いてから切るということをよく分ってます!
コストコで買えるおすすめの大きい肉3選
ショートリブ
リブは肉の部位で言うと特上カルビにあたるお肉。ショートと言ってもアメリカンサイズなので、焼いてから切るにはピッタリ!
リブフィンガー
コストコファンのリピーターが多いリブフィンガー(中落ちカルビ)も、焼いてから切るには最高のお肉!めちゃくちゃ柔らかくて美味しいです
肩ロースカタマリ
焼いてから切ると言えばローストビーフもおすすめです。オーブンでじっくり焼いた後に切り分ければ滴り落ちる肉汁がもう最高!
焼くときの注意点
焼肉を食べる時に気をつけなければならないのは、やはり、しっかりと加熱されずに食べてしまうことで起こる食中毒です。特に大きなかたまりの肉を焼くときには、中が見えない分より注意して焼く必要があります
☑75℃以上1分間の加熱
食中毒の原因となるサルモネラ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの食中毒菌の多くは、75℃以上1分間の加熱でほとんど死滅します(ノロウイルスは85℃以上1分間)
牛肉などのかたまりの肉では、肉の中まで菌が侵入している可能性は少なく、表面を十分焼いて食べれば問題ありません。ステーキなどで中がまだ赤くても食べられるのはこの理由です
ただし、肉や脂をつなぎ合わせた結着肉や挽肉、筋切りした肉、タレ等に漬け込んだ肉、牛や豚、鶏のレバーなどの内臓などは、中まで十分に加熱してから食べましょう
☑食べる箸と一緒にしない
ただし、生肉を扱った箸に菌が付着して、そこから食中毒に繋がる場合がありますので、必ず食べる箸は別にしましょう。生肉の表面には必ず菌が付着しているものとして、扱いには十分気をつけてください
ハサミは分解できるものがおすすめ!
焼けた肉を切る際に使うハサミは、普通のキッチンバサミでOKですが、使った後の手入れを考えた場合におすすめなのが、分解できるハサミです
隙間に入ってしまった脂や汚れでも、分解して簡単に洗うことができますので衛生的です。錆びにくいステンレス製を選ぶのもポイント
また、肉を掴むのは菜箸や普通のトングでも良いですが、焼肉屋さんにあるようなそれっぽい専用トングを使うと雰囲気が出ておすすめです。おいしい焼肉を食べるには、細かい演出も大切です!
▼分解できるキッチンバサミ
▼焼肉用トング
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