続いて、雇用保険の手続きについて。
いわゆる失業保険ってやつですね。もらえる期間が退職日の翌日から1年間と決まっていますので、これも早めに手続きしておくほうが良いですね。1年を過ぎてしまうと、それ以上もらえる資格があっても受け取ることができなくなってしまいます。
過去記事①:会社を辞めてフリーランスになったらまずやるべきこと【健康保険の切り替え編】
過去記事②:会社を辞めてフリーランスになったらまずやるべきこと【国民年金の手続き編】
目次
雇用保険の手続き方法
1.離職票を受け取る
会社を辞めてしばらくすると『離職票』が手元に届くはずです。私の場合は退職日の10日後に自宅に郵送されてきました。受取り方については、事前に会社に伝えておくと良いでしょう。
たまに、離職票の受取りでトラブルがあるようですが(会社が離職票を渡してくれないなど、完全な嫌がらせですね。。。)、その場合は管轄のハローワークに相談するとよいそうです。
ちなみに、私は会社勤めをしていたとき人事に携わっていた経験があるのですが、何度かこの離職票のことで問い合わせをもらったことがあります。「離職票はいつ届くのか?」と。
最短で手続きしても手元に届くまでに大体10日くらいはどうしてもかかってしまうので、ちゃんと対応してますからちょっと待ってよ、ってな感じで受け答えしてましたが、辞めた本人からすれば、1日でも早く手続きしたい気持ちなのでしょう。今はその気持よく分かります笑
退職理由を確認しよう
離職票には退職した理由について該当する項目にチェックが入っていますので、間違いないかを確認します。大きく分けて、自分の都合で退職したか、もしくは、会社の都合で退職したか(させられたか)、の2つに分けられます。
この、自己都合か会社都合かで、もらえる日数(金額)が変わってきますので、すごく重要です。倍以上変わってくるケースもありますので、正しく申告しましょう。
2.ハローワークに行こう(初回)
手続きに必要なもの
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 免許証など本人確認が出来るもの
- 印鑑
- 本人名義の通帳
- 証明写真2枚
を持って管轄のハローワークに行って手続きします。
求職の申込み、雇用保険の申請、という流れで手続きし、書類が揃っていれば手続き自体はすぐに終わります。『雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり』をもらってその日はそれで終了です。
3.ハローワークに行こう(定期)
このしおりに、雇用保険説明会の日時(失業保険をもらうには絶対に参加しないといけません)、失業認定日などのスケジュールが記載されていますので、今後そのスケジュールにしたがってハローワークに行くことになります。
失業保険の不正受給は3倍返し!!
失業保険はあくまでも、働く意思はあるけど失業中の人に対して支給されるものです。
定期的に就職活動の状況を報告し、そこで、働く意思があることと失業中であることが認められて初めてもらうことができます。
嘘をついて不正に受け取ると俗にいう3倍返しという重いバツが待ってますので、自分の状況を正しく報告しましょう。
そういうスタンスであれば、ハローワークの窓口の方も親身になってアドバイスしてくれるはずです。
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