こんにちは!!
ariko(@otonmediariko)です。
電子書籍リーダーの決定版「Kindle」をあまり使わなくなった理由についてまとめます。
単なる重たい物に変わった「紙の本」
私は読書歴30うん年、これまでに数百冊の書籍を読んでまいりました。
新しく買った本、図書館で借りた本、一度読んでまた読み返している本、持ち歩くカバンには常に読みかけの本が数冊入っていました。
電子書籍の決定版「Kindle」が登場するまでは…
「Kindle」とは、ご存知アマゾンが製造・販売する電子書籍リーダー端末です。
2007年に第1世代が発売されて以降、その特化された端末としての使い勝手と、コンテンツを包括するアマゾンならではの販売戦略で、電子書籍リーダー端末のトップをひた走る機器です。
私も発売以降ずっと愛用してきました。
紙の本は言うまでもなくその物自体が存在意義になっています。書かれている情報が『本』という物質とともに存在しています。
しかし、その情報が電子化されてしまうと、「紙の本」という物質は単なる媒体でしかなくなり、その存在価値は限りなくゼロに近くなります。
電子書籍の普及により、単なる媒体でしかなくなった紙の本は、その本自体に価値があるものを除いては、いわば「重たいだけの物質」でしかなくなってしまったのです。
Kindleの容量
ここで「Kindle」のスペック(容量)を簡単にご紹介。
電子書籍の小説であれば、容量は最低で500KB弱、700KB~1MB前後のものが一般的です。図解系や図が多様されているSF小説などは2〜10MB以上の活字本もあります。
小説1冊あたり1MBとして計算した場合、2012年モデル(使用可能領域1.2GB程度)では1200冊ほど、2013年モデル(使用可能領域3.1GB程度)では3100冊ほど、端末に保存しておくことが可能です。
はっきり言って、個人が物質として持ち運びするという次元の数ではありませんね
これだけの数を持ち運ぼうとしたら、常にトラックで移動ということになりかねません笑
携帯性が必要なくなると…
これだけ便利な「Kindle」ですが、ここ最近ほとんど使わなくなってきました。
その理由は、本を持ち運ぶ必要がなくなったからです。というのも、フリーとして活動するようになり今のところ外出する機会が極端に減ったからです。
読書するという行為自体は減っておらず、逆に以前よりも増えているにもかかわらず、Kindleはというと結構前からこういう状態です。
バッテリーの持ちが良いのもKindleの特徴ですが、自然放電でも徐々にバッテリーは減っていきますので、今はずっとこんな状態…
外出の機会が減り本を持ち運ぶ必要がなくなると、紙の本に対してKindleの最大の利点である「携帯性」で勝負できなくなります。
家の中でもKindleで本読めばいいじゃん
ですが、紙の本とKindleを「読みやすさ」で比較した場合、大差で紙の本の圧勝という結果になるんです。
「読みやすさ」には文字の見やすさの他にも操作性も含まれています。目的のページに行くための操作感、は私は紙の本の方が好きですね。
これは、どちらが簡単か、とか、操作しやすいか、というよりも好き嫌いだと思います。
物自体に詰め込まれる何か
あと紙の本は、本自体に記憶がプラスされる感じが好きです。
読んだ時の記憶が本につめ込まれている感覚で、ページをめくっているとその記憶が蘇ってきたりします。
この本読んでた時は確かこんな事考えてたなー、とか。当時の環境とかも思い出したりします。
この感覚は電子書籍では味わえないんですよね。
情報の媒体としてだけで見ると紙の本なんて時代錯誤もいいとこだと思いますが、やっぱり「物」には何か詰め込まれちゃうんでしょうね
ま、これも好き嫌いに似た感覚的なことでしか無いんですけど。
まとめ
最後に忘れてならないのが、紙の本は当然保管場所をとりますので、その点で言うと問答無用でKindleが勝ってます(勝負になりません)
とうことで、私のKindleがしばらく眠り続けている理由
- 外出する機会が減り、本を持ち運ぶ必要がなくなったから
- 「読みやすさ」でいうと圧倒的に紙の本が優れているから
紙の本の好きなとこ、嫌いなとこ
- 紙の本にはその物自体に何か詰め込まれる感じが好き
- でも紙の本は場所とるから大変
両方を兼ね備えた使い方があれば…
そうだ!!Kindleを1台1冊として使って、Kindleを本棚にたくさん並べれば…はいアホー