こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
襟裳(えりも)という地名、実際に行ったことはないけど聞いたことはある。恐らく日本国民の大半は同じなのではないでしょうか
何故か?その理由はあまりにも有名すぎるあの曲があるからでしょう。そう、歌手森進一さんの代表曲「襟裳岬」(作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎)です
今回はそんな、聞いたことはあっても実際に行ったことがある人はほとんどいないであろう襟裳岬に行ってみたので、とりあえず記事にしてみました
目次
夏の襟裳岬に実際に行ってみた♪
襟裳には本当に「何もない」のか?
ちなみに森進一さんの歌「襟裳岬」の歌詞がこちら
1 北の街ではもう 悲しみを暖炉で
もやしはじめてるらしい
わけのわからないことで
悩んでいるうち おいぼれてしまうから
だまりとおした歳月を
ひろい集めて暖めあおう
襟裳の春は何もない春です2 君は二杯めだよね コーヒーカップで
角砂糖をひとつだったね
すててきてしまった
わずらわしさだけを くるくるかきまわして
通りすぎた夏のにおい
想い出して なつかしいね
襟裳の春は何もない春です3 日々のくらしはいやでも やってくるけど
静かに笑ってしまおう
いじけることだけが
生きることだと かいならしすぎたので
身構えながら 話すなんて
ああ おくびょうなんだよね
襟裳の春は何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ
えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
森進一の「襟裳岬」という歌は知ってるけど知ってる部分は「襟裳の春は何もない春です~♪」のワンフレーズのみ、これまた恐らく日本国民の大半が同じなのではないでしょうか。それだけ心に残るメロディーなんでしょう
ただ「何もない」はちょっと言い過ぎでしょう。何かはあるはずでしょうからそれも実際この目で見て確かめてみたいと思います!
襟裳岬ってどんなところ?
襟裳岬は、北海道幌泉郡えりも町えりも岬に属し、太平洋に面する岬。北緯41度55分28秒、東経143度14分57秒。北海道の形を大きく表徴する自然地形の一つである。日高山脈の最南端で、太平洋に向かって南へ突き出した岬である。海上にまで岩礁群も伸びている。
出典:Wikipedia-襟裳岬
襟裳岬は地理的に強風が吹きやすい地点で、アメダスの観測地点の中で年平均風速が最も高く、風速10メートル以上の風の吹く日が年間260日以上もある日本屈指の強風地帯です
また、岬の先端からは、運が良ければ周辺の岩場を中心に生息しているゼニガタアザラシが観察できます。これは楽しみ♪

ゼニガタアザラシの赤ちゃん
画像引用:http://wildlife2steps.blog.jp/
交通アクセス
- 札幌から 約235キロ 高速道路を使って約4時間、一般道だと約4時間半
- 千歳空港から 約200キロ 約3時間半
- 苫小牧から 約180キロ 約3時間
- 帯広から 約130キロ 約2時間
- 釧路から 約180キロ 約3時間半
今回訪れたルートは、苫小牧から太平洋沿いの国道235号線、336号線をひたすら東に向かって走るルート。海と山脈に挟まれた国道沿いには、ところどころのどかな牧場風景が広がるとても気持ちの良いルートです

苫小牧東フェリーターミナルから約160km
ちなみに今回の襟裳岬探訪は、子供達の夏休みを利用して訪れた北海道旅行2日目の行程として。それまでの旅の様子はこちらからどうぞ♪
襟裳岬に到着!
この辺り一帯は、日高山脈襟裳国定公園になってます。ただ、公園と言っても滑り台やブランコなど遊具があるわけではありませんのであしからず
風の館で風速25mを体験しよう
駐車場のすぐ横には「風の館」へと繋がる入口があります。中では風速25mの強風を実際に体験することができるコーナーが人気です
◆営業時間
5月~8月 9:00~18:00
3月、4月、9月~11月 9:00~17:00◆休館
12月~2月
※1月1日は午前5時から午前8時まで開館◆入館料
大人 300円
小中高生 200円◆ホームページ
襟裳岬 風の館公式ホームページ

展望ルームからは絶景が楽しめます
画像引用:風の館ホームページより
襟裳岬灯台はそこまで高くない?
「風の館」の横の道を先に進んでいくと灯台を発見! 灯台ってすごく高いイメージがありますがそこまで高くはないんですね。周りに何もないのでこの高さでも良いんでしょうか
例の歌の石碑
右手に灯台を見ながら少し先の方へ行くと、襟裳岬の地を全国に知らすことになった例の歌の歌詞が刻まれた石碑を発見
実際にこの地で見ると感慨もひとしおです!
襟裳岬の先端は?
更に先に進むと遂にありました!
ここが襟裳岬です
この日はあいにくの曇り空でしたが、目の前には美しい岸壁と太平洋の大海原が広がってます。まさに絶景!!!
左の方には岸壁がさらに繋がってます。。。ん???
ここが先端じゃないの(;゚∀゚)?
看板が立ってた展望台の横には、更に先へと続く道がずっと先まで繋がってます。ここが先端じゃなかったんですね…
ちょっと躊躇しそうなくらい先の方まで繋がってますが、子供達は迷うこと無く走って先に行っちゃいました
元気いっぱいだなぁ(;´Д`)
この階段をまた登って戻らないといけないと思うと、行きよりも帰りが心配です…
途中、こんな感じで草が生い茂ってるところはありましたが
基本、綺麗に舗装された階段がずっと続きます。私も子供達も足元はサンダルでしたが、それでも全然OKでしたよ
振り返ると、先ほどの展望台がこんな感じで見えます。風の館の上が展望台になってるんですね
今度こそようやく先端に到着!
しばらく歩いているとようやく先端らしき場所に到着しました
ここが正真正銘の襟裳岬の先端です♪
先から見れる絶景♪ かなり海岸の近くまで降りてきましたので、展望台から見た景色よりも更に迫力があります! これで晴れてたら更に最高でしょうね。風はそこまで強くはありませんでした
ゼニガタアザラシを探そう♪
ゼニガタアザラシの看板発見。よーしっ、探すぞーー♪
おっ!!いきなり発見?!
かと思いきや、コンブを獲ってる漁師さんでしたw
結構粘って探しましたが、残念ながらこの日はゼニガタアザラシは見つかりませんでした
さてと、戻りますか。。。
お土産店は充実の品揃え!
駐車場脇にある「えりも岬観光センター」
◆営業時間
夏期8:00~18:00 冬期9:00~17:00◆定休日
1月4日~3月中旬まで休業
※天候などにより変更になる場合あり◆お問い合わせ
TEL 01466-3-1666
中には北海道の特産品やお土産品が所狭しと並んでます。スゴイ品揃えです!
高いのか安いのか全く検討がつかない商品も置いてありますw
毛ガニさんも売ってます。地方発送もOK、活きたままの状態や茹で上げた状態で家まで発送してくれるそうです
こんな巨大なタラバガニも買えます!
奥にはレストランもあります
- 海鮮ラーメン 980円
- 海鮮丼 1,980円
- うに丼 2,800円
- スーパーうに丼 3,200円 など
まとめ
事前の情報では「何もない」ということでしたが、夏の襟裳には目の前に絶景が広がる最高の景色が楽しめる襟裳岬がありました♪
先端まで行こうと思うとちょっと躊躇してしまいそうな道が繋がってますが、めちゃくちゃ悪天候じゃないかぎり、絶対に行ってみて損はないでしょう。運が良ければゼニガタアザラシも見ることができますし
お土産店は、周囲の地の何もなさからは考えられないくらい充実した品揃えです。旅の思い出にこの土地ならではの品をお探しなら、間違いなく何か良いものが見つかることでしょう
以上、襟裳岬のご紹介でした
是非参考にしてみてくださいね
それではまた!
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