こんにちは!
おとんメディア編集長のariko(@otonmediariko)です
本当に良いものを長く使っていきたいタイプの私にとって、グレゴリーのリュックほど理想的なアイテムはありません。初めて買ったグレゴリーはかれこれ15年近く使い続けて、今なお現役バリバリで活躍してくれてます♪
どうしてグレゴリーのリュックはそんなにも長く愛用できるのでしょう。今回はその理由について紐解いていきたいと思います!
理由その1:創業者の思想が強すぎる!
1977年、アメリカ・サンディエゴに誕生した「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」社。世界的クライマーとして有名だった創業者ウェイン・グレゴリーの「自分自身が納得できるバックパックを作りたい!!!」という熱い思いからスタートしました
それまではフリーのデザイナーとしてウェアや寝袋、テントなどのデザインに携わっていたウェイン・グレゴリーでしたが、バックパックへの情熱を抑えることができず、バックパック専門の会社として立ち上げたのがグレゴリーでした
熱い思想が詰まったリュック
当時としては画期的だった人間工学に基づいたデザイン設計によって、最高のフィット感と装着時の快適さを実現したグレゴリーのバックパックは、究極のバッグとして各方面から高い評価を受けました
以来40年近くに渡り、快適な背負い心地、フィット感、耐久性、機能性を追求し続けたグレゴリーは、バックパックの歴史を塗り替えながら、常に先頭を突き進んできました
自分自身が納得して使えるバックパックをとことんまでこだわって作ってやる!創業者の強い思想がグレゴリーのリュックには詰まっているんですね
自分自身が納得できる最高品質にこだわり抜いたバックパックづくり。その情熱は冷める事なく、今日に至るまで最新のパック開発に反映されています
理由その2:フィッティングに対するこだわりがスゴい!
シンプルなフィッティング哲学
創業者ウェイン・グレゴリーのフィッティングに対する考え方はとてもシンプルです。自身の言葉で言い現すなら、正しくデザインされたパックは背負うのではなく「靴のように身につける」ものであるべき、というものです
そのためには、荷重を腰に効果的に分散させ背負った時の心地良さと安定性を維持しなければならりません。最も快適な背負い心地を感じることができるバックパックの位置はどこなのか?それを実現するためのデザインは?
フィット感のカギは背面長にあり
その中でウェイン・グレゴリーは第七頚椎(後ろ首の骨が出っ張っているところ)から腰骨までの長さ(背面長)は身長に比例すること無く人それぞれに特徴があるということを発見します
背面長にあわせてバックパックのサイズを分けることで、どんな人にもフィットするバックパックが提供できるのではないか。荷物が運べさえすればそれでよいという当時において、正に革新的な取り組みでした
「着る」ようなフィット感
以来40年間、このシンプルなフィット哲学を徹底して追求してきたグレゴリーのリュックは、背負った瞬間から「着る」ように完璧に身体にフィットするのです
単なるリュックにこれほどの哲学が詰め込まれてるんですもん、そりゃー長く快適に担げるわけだ!
この動画を見れば、グレゴリーのリュックがシンプルだけど奥が深い独自のフィッティング哲学にもとづいて作られているかがよく分かります
理由その3:永遠のスタンダード「デイパック」!
時代を超えて愛される名品
「1日分の荷物にちょうどいい」そんな理由から名付けられた「デイパック」は、1977年の誕生以来「バックパックのスタンダード」として時代を超えて愛され続けるリュックです
現在、一般的にこのサイズのバックパックはデイパックと呼ばれますが、その名称はこのバッグが広めたとも言われています
グレゴリーを象徴するモデル
創業と同じ年に発売されたこのデイパックは、ウェイン・グレゴリーの熱い想いと強いこだわりが惜しみなく注ぎ込まれて誕生しました
グレゴリーのリュック全てに共通する機能性、耐久性、フィット感は、全てこのデイパックから始まったと言っても過言ではなく、発売から40年経った今なお受け継がれています
更にリュックの完成形とも言うべく機能美溢れるそのデザインは、いつの時代でも流行に左右されること無く待つものに最高の満足感を与えてくれます
フィット性バツグンで格好良いリュック、そんなグレゴリーのリュックを象徴するモデルがこのデイパックなのです
私とデイパック
ちなみに私が15年近く愛用しているというリュックというのも、このデイパックです
どうせ買うなら良いものを長く使いたいという思いで、結局たどり着いたのがグレゴリーのデイパック。ただ、これほど長く使い続けられるとは思っていませんでした
グレゴリーの歴史そのものとも言えるデイパック。機能性、耐久性、フィット感、全てにおいて最高品質だからこそ、これだけ長く使っても全くへたること無く愛用できるんですね
ロゴマークのデザインは若干変わっていますが、基本的な全体のデザインは40年前と殆ど変わりません
15年使い込んできたとは思えないほど、外観や各部の機能は全くヘタっていません。これぞグレゴリーリュック品質!
デイパックの命とも言うべきショルダーストラップは、人体に自然にフィットする曲線的なカーブが特徴です。内側にはクッション性に優れたEVAが封入されています
創業者ウェイン・グレゴリーが考案した「レザープル」。使い込むほどに手に馴染みジッパーをよりスムーズに開閉することができます
ショルダーストラップと本体の連結部にある三角のパーツ「ウィング」。このパーツがより快適な背負い心地と高い運動性能を実現してくれます
以前このデイパックとともにグアムに行った時、見知らぬおじさんから親指を立てられ「ナイスバッグ!」と言われたのは、とても嬉しい思い出です♪
まとめ
グレゴリーのリュックを15年使い続けられた理由
- 創業者の強すぎる思想がグレゴリーのリュックには詰まっているから
- こだわり抜かれたフィッティングによって得られる背負い心地があまりにも素晴らしすぎるから
- 流行に左右されないバックパックの永遠のスタンダードモデル「デイパック」を使っていたから
デイパックが誕生して40年。そもそも、デイパックよりも年下の私があらためて語るまでもありませんでしたね。15年どころかこの先何十年とまだまだ愛用できることでしょう
ちなみに、現行モデルのデイパックは、内部にパソコンを収納出来る専用のPCスリーブや小物を収めるためのジッパーつきメッシュポケットが追加されています
バックパックの永遠のスタンダード「デイパック」は、基本的なデザインや機能性は継承しつつ、常に進化し続けています
以上、グレゴリーのリュックが15年使ってもへたれない理由でした
それではまた!
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